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昨日の続き
いわゆる中堅上位校レベルでも、また、私立高校の併願推薦を取る場合でも、限りなく内申は4以上あるのが望ましいと書きました。 (東京都の場合) では、4を取るためにはどうすべきか? もちろん本人の努力が一番大事だが、努力の前にやることがあります。 それは、相手を知る事 先生が、どのような観点で成績表をつけるのか?を知っておくこと。 この視点が、実は非常に重要なのだが、これを正面切って教えてくれる大人は案外少ない。戦術でなくて、戦略の部分なので。 通知表を見てもらうとわかりますが、5段階の評定がついている左横に、AとかBとかが項目別に書いてあります。この総合で、評定はつきます。 ・AAAAだと「5」 ・AABBだと「4」 ・ABBBやBBBBだと「3」 ・Cが目立つようになると「2」 (すべて順不同) など、いろいろなパターンがありますが、困ったことにこれは学校によってバラバラで統一されてません。AAAAでも4だったりしますので。いっそのことAの上のSも使ってほしかったりします。 また、それぞれの項目もいろいろ長々と書いてありますが、大体どの科目も大きく分けると次の4項目になります。 関心・意欲・態度・・・授業態度、提出物がキチンと出されているか? 思考・判断・・・調べ学習の取り組み、レポートの内容など 表現・処理・・・ノート提出点、定期テストなどでの資料問題の出来 知識・理解・・・小テストや定期テストの点数。いわゆる知識を問う問題 一般的には知識・理解が重視されやすいですが、思ったほど比重は高くないです。 あとは授業態度や提出物の出来不出来が評定を決めていく感じです。 もちろん学校によっても、先生によっても違いますが、全体的な印象として、関心・意欲・態度の部分が全体の評定に一番影響があるような気がします。 真面目に熱心に授業に参加すれば、提出物もレポートもしっかりやる傾向が強くなります。 その逆だと、下手すると授業中居眠りとか、提出物の書き方も乱暴になります。特に男子。 やはり毎日のように顔をつきあわせてますし、まだまだ精神的に未熟なところも多い中学生なので、関心・意欲・態度が重視されやすいんだと思います。評価の対象にもなりやすい。 先生も人間ですからね。一生懸命やっている生徒の方が評価がつきやすいのは事実です。 となると、4を目指すためには 熱心に授業に参加し、レポートやノートなどの提出物を丁寧にやって提出(もちろん締め切り厳守)する。さらに定期テストで最低でも70点以上を目指す。 という、至極当たり前の結論になります。 そこがキチンと出来るようになると、思考・表現・知識などの項目もレベルが上がってきますし、そもそも熱心にやっていると先生が判断すれば、多少のことがあっても評価は下がりません。 事の是非はともかく(個人的には、今から中途半端に勤め人根性を植え付けなくても・・・とは思いますが、ここは現実的に考えましょう。)、相手の求めていることにしっかり応える、応えようと努力することが、最も大事になります。 ちょっと今の子供達が気の毒な気もしますが、大勢の子供を預かる身としては、仕方ないんでしょう。 身も蓋もない結論になってしまいました 平成30年6月6日(水) 大田区松栄塾 03-3727-8268 syoueizyuku@asahinet.jp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.06.06 20:47:31
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