あまたの先生が、これに対する回答を書かれています。
私は一つ「信用」という角度から簡単に書いてみます。
学校の成績が悪い生徒の理由はいろいろありますが、一番多いのが
怠惰
でしょう。
要は、真面目にやってない。
この場合、やらない理由はそれこそ千差万別ですが、結局はめんどくさいことを避けているだけ。
精神的に幼いので、めんどくさいことは避けるのです。
学校の成績は、テストの点数もそうですが、提出物や授業態度なども含まれます。
出したとしても、適当にやっていることもあるでしょう。
そういうことも含めての成績です。
経験上、一生懸命頑張っているのに成績が悪い、というのは少数です。
大概は、どこかで手を抜いてる
学校に通っているうちはそれでも通ります。
生徒達は、守られるべき存在ですから。
しかし、社会に出て働き出したときに、この怠惰は大きなマイナスにしかなりません。
そのときに気がついても遅いのです。
社会は約束事で出来ています。
電車が時間通りに来るのも、
郵便物が毎日配達されるのも、
お店が営業時間にキチンと営業しているのも、
すべて約束事です。
その約束事を暗黙の了解として、私たちは日々利用し、サービスの対価として金銭を払います。
電車がいつ来るかわからない
郵便はちゃんと届くの?
お店は今日開いてるの?
そんなところに信用はありませんから、利用は出来ません。
すべてとは言いませんが、勉強に対していい加減にしていたままだったら、大人になっても同じことをする可能性は高いのです。三つ子の魂百まで です。
成績が良いとか、偏差値の高い学校に行っているから良い
そういう次元ではありません。
しかしそこで得られる成果は、将来大人になったときの信用でもあります。
この人は、安心して仕事を任せられるのか?
それを端的に証明できる尺度なのです。
学力があるというのは、社会から信用されやすくなります。
信用を得られるというのは、自らのプライドにもなります。
社会に出るに当たって、プライドがあるのは大事だと思うのです。
学校の勉強なんか出来なくてもいい
学校の勉強なんか役に立たない
申し訳ありませんが、子供達は、その言葉を字面通り鵜呑みにしてはいけません。
学力、ひいては学歴は、社会に出て行く際の武器になります。
うちは去年位からやり方を変えました
この夏はもう少し手を加えました
少しずつですが、生徒達に変化がみられます。
その流れに違和感を感じる生徒は、残念ながら辞めていきます。
私はそれで良いと思ってます。
個人でやっている塾なので、自分の信念に基づいて、信頼して通ってきてくれている限り、彼らの将来の糧になるようにしていきたいと思っています
平成30年8月18日(土)
大田区松栄塾
03-3727-8268
syoueizyuku@asahinet.jp