先日ある方(塾生ではありません)から、小6のお子さんが不登校だという相談を受けました。
最近時々耳にする話。
結論から言うと、なんとかなる だろうと。
無責任?
確かにそうかもしれません。
しかしここで、ムリに行かせようとしても、多分それが親子共々ストレスになるというのなら、無理強いするのが良い解決方法とは思えません。
中学に行けば、また気分が変わるかもしれません。
幸いなことにそのお子さんは、不登校以外の問題は全くない。むしろ普通の小学生。
周りの大人にかわいがられやすいようで、それはある意味持って生まれた長所。
不登校になって親が何を心配されるのか?
それは多分
勉強が遅れてしまうのではないか?
進路が限られてくるのではないか?
などでしょう
確かにその懸念はあります
しかし、勉強は最終的にはその気にならないと、根本的に身につきません。
やらなくても良い、とは申しませんが、やれる時を待つのもある意味大事です。
日本の社会の現状、勉強ができる方が有利であることは未だ変わらないわけだし。そこに気がつけばやるときは出てきます。
また、進路ですが、確かに限られます。
内申が付かない以上、公立への進学は不利になります。
しかし今は、通信制もあります
最近躍進しているN高校は、N中等部まで作り、これもなかなか反響が高いようです。
つまり進路が多様化してきています。
場合によっては、海外で留学も可能です。
(留学というと、イギリスとかカナダ、オーストラリアあたりを思い浮かべる方も多いでしょうが、個人的には台湾もおすすめです。勢いのある国を若いうちに見ておくのは、良い経験になると思います)
ここで大事なことは、固定観念で固めることではなく、視野を広げて柔軟にものを考えることです。
お子さんを信頼する気持ちさえあれば、答えなんていくらでも出てきます。
学校なんて行かんでも良い!とは申しません。行ければ行った方が良いです。
しかし、いざ行けなくなったとしても、それを受け入れて、様々な方策を探れば良いのです。
大事なことは柔軟性と、なんとかなるさ精神。
グローバル=国際化という認識でしょうが、=英語とも言い切れません。
どんなものや考え方が入ってくるのかわかりません。ある意味不確実の時代です。
だからこそ、
したたかさ
が大事になってくると思うのです。
大木、巨木ではなく、風に吹かれる柳の木
そのイメージだと思うのです。
こだわりも使い方を間違えると、自他を苦しめます。
朝令暮改。時にはありだと思うのです。
しなやかさを持つことが大事だと思うのです。
平成30年12月1日(土)
大田区松栄塾
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自習より、ブログの更新は、毎週月・水・金の 午後8時頃の予定です