理由は簡単です
檄を飛ばすのも飛ばされるのも嫌いだからです。
チープな感動話を飛ばして、中途半端に感動させる・・・
よくありがちな、話にしたくないからです。
うちは高校受験がメインですが、大人が考えるほど、人生かけてまで!という雰囲気の生徒はめったにいません。
良い悪いではないですよ。
普通の公立中学生にとって高校受験は、有り体に言えば
やるの? めんどくせー
レベルです。
それでもだんだん切羽詰まっていくうちに、受け容れがたい?、避けがたい現実?となんとか折り合いをつけようとします。
逃げたい気持ちを必死に押さえているとか・・・
表面上は冷静に事を運んでいるように見えて、実は・・・とか
頑張るぞ! と言っときながら巧みに回避する、いわゆるやるやる詐欺とか・・・
もちろん彼らの名誉のために言っときますが、悪気がある子なんていません。
まだまだ精神的に幼いので、葛藤の表れなのです。
その姿を毎年客観的に見ているわけです。
だからこそ私の場合、とってつけたような感動話で、変に盛り上げたりはしたくないのです。
そもそも子供の時から、熱血先生が苦手だったと言うこともありますが。
現実を冷静に見ているからこそ、たとえ表面上であっても、私は淡々としていようと思うのです。
そもそもにおいて、受験はゴールでも何でもありません
受験の結果がすべてを決めるわけではありません
うちで最も多い高校受験の場合は特にそうです
私が日頃から気にしているのは、高校に入ってからのことです
中学の勉強など、高校と比較したら屁でもありません。
質も量もともに、高校は何倍も大変です。
勉強するとはどういうことなのか?
基礎的な姿勢をきちんと身につけておいてほしい
それを一番に考えています。
確かに定期試験レベルなら、高校でも先生に言われたことを守っていれば、赤点は回避できますが、その先で確実に詰みます。
だからこそ、中途半端な感動話でそのあたりをごまかしたくないのです。
極端な話、高校受験は、選びさえしなければどこかは入れます。
高校受験の本質は、学力による振り分けだからです。
だからこそ、その先のことが大事なのです
もちろん商売を考えたら、合格実績が大事なのかもしれません
しかし、うちのような零細が数を競えるわけがありません。
他と同じようなことしていても意味がありません。
私は私なりの人生観で、ご縁のあった生徒に道を示したい
その先に合格実績あるわけで、はじめに実績ありきではないのです。
非常に語弊があるかもしれませんが
耳障りの良い言葉で導いておきながら、そこまで・・・
現実的で、時には厳しくなりますが、その先まで・・・
どちらが良いのでしょうか?
もちろん、他人の人生に全責任など負えませんが、少なくとも自分は自分の考えに、正直にありたいと思います。
それが個人で立つ醍醐味だと思っています。
というわけで明日からセンター試験。
いよいよ受験シーズン本番です。
すべての受験生に幸あれ!(とありきたりな言葉で締めくくります(^^;))
平成31年1月18日(金)
大田区松栄塾
03-3727-8268
syoueizyuku@asahinet.jp
Twitterアカウント @syoueizyuku
ブログの更新は、毎週月、水、金の 午後8時頃の予定です
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最終更新日
2019.01.18 20:13:26