大田区 東雪谷 石川台の学習塾 塾長が責任もって指導 個別指導塾の松栄塾(しょうえいじゅく)が考えていること

2019/06/25(火)23:27

大いなるミスマッチ 5

​前回​の続きです ある先生も、Twitterで書き込まれていましたが、大量に講師が必要な個別指導のビジネスモデルは、早晩変更を余儀なくされることは確実でしょう。 とにかく、1対2~3程度の個別指導では、講師の絶対数が必要ですが、最低時給が上がり、報酬面で優位性が薄くなったことと、また、今の大学生は結構忙しく、アルバイトのまとまった時間が取りにくくなっていることもあり、講師不足は避けられない情勢です。 しかし、生徒は確保しておきたい。企業として当たり前です。 となると、一人の講師が一度に見る数を増やす(大体10人程度かな?)のが一つの解決方法になります。 こういうのをどう定義するかはわかりませんが、 「空間系」とでもいうのでしょうか? しかし、普通のアルバイト講師に、いきなりこれをやらせるのは無理だと思います。 元々個別は、学習意欲の低めの生徒が多いのです。 塾に来ました~ 先生何やるの?~ これわかりません~ わかんないからついつい他に興味が~ ザワザワ~ 先生は、こういう生徒たちの後追いにてんてこ舞いになります。 今まで1時間に生徒2人なら、一人あたり30分は面倒見られる これが、10人になったら6分? そもそもこういう発想自体が違うのですが、まあ、個別の感覚に慣れていると、こうなることはよくわかります。 でも発想を変えないといけないんです。 従来の一般的な個別指導の延長にはないんです。 かくいう私もこちらに数年前から移行しております。 それは、講師不足と言うよりは、自分で学習させることが一番実力が伸びることを痛感したからで、 当然、自分でやらせると言うことは、それなりの仕掛けは必要です。 そして、これが一番大事なのですが、 長時間集中できる雰囲気作り。 その「空気」を作ることが大事なのです。 これを時間講師だけで作るのは無理ですね 塾長というか、責任者が基本的に作るモノです。 ですから今後は、塾長が中心に、補助の講師数名体制の塾が主体になっていくと思います。 複数教室展開する場合も、基本的に構造は同じです。塾長に準ずる人が責任を持って、教室を運営していくわけです。 となると、一斉授業とか個別指導とか、そういう区分けも曖昧になっていくかもしれません。 むしろ、無理に線引きする必要もないでしょう。 あるときは集団授業、あるときは個別指導同じ教室で、ダイナミックに変化させることも十分あり得ます。むしろその方が効果的かもしれません。 塾長の個性がハッキリ出た小規模塾と、比較的カラーの薄い大手(とはいえ、結構現場責任者のカラーは出るようですが)に今後は分かれていくと思います。 中途半端なところは衰退です 何もこれは、塾に限ったことではないですが。 教室数も減るでしょうから、塾はいつでも誰でもウェルカム、ともいかなくなるでしょうね。 ある意味生徒を選びます 当然、生徒からも選ばれます シュリンク確実ですが、面白い時代にもなっていくのかと。 というわけで、だらだら続けましたが、これでいったん終わります。 大田区松栄塾 03-3727-8268 syoueizyuku@asahinet.jp Twitterアカウント @syoueizyuku ブログの更新は、毎週月、水、金の 午後8時頃の予定です

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