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ときどき学校の宣伝で、
「うちは文武両道を目指します」 と言うのがある。 別にそれにケチを付けようと言うつもりはないけど、この言葉を一人歩きさせるのはどうなの?と思うことがある。 そもそも文武両道って、文も武もどの程度のレベルにあるのか全く示されてない。 非常に有り体だが、文で成功すると言うことはMARCH以上に合格することなのか? 武だと、県大会レベルで優勝に準ずるレベルなのか? まあ、これを明確にしている所なんてまずないでしょう。 曖昧なスローガンで終わっているところがほとんどだと思います。 そのことの是非は言及しません。 しかしスローガンが一人歩きして、部活が負担になっている生徒に、 「頑張ってやれているのもいる」 「部活をやり遂げる根性があるからこそ、受験も同様」 なんて励ましになっているんだかなっていないんだかで、ごまかされているのも多いと思う。 現状において、文も武も本気でやろうとしたら、レベルはドンドン上がっているので、いわゆる普通の子に両方を追わせるのは、かなり酷だと思う。 部活も勉強も頑張る(健全な)学生 というイメージを子どもたちに押しつけるのは酷なのではないかと。 人間、そう器用ではありません。 しかし、たま~~~に達成できちゃうのがいるから、そのレアケースを持って、うちは文武両道 と言ってるパターンは多くないですか?ということです。 今の子どもたちに大事なのは、あれもやれこれもやれという足し算ではなく、 やらないことを決めるという引き算だと思うのです。 ちなみに私は、部活が負担になっていると相談されたら迷わず、やめたらと言ってます。 どちらかをとれと言ったら、勉強しろと言います。ポジショントークではありません。 その生徒の将来を考えて、確率の高い道を示しているだけです。 中身がハッキリしないスローガンが一人歩きするのは、本当に生徒を惑わせます。 きれい事だけでやってんじゃないよ! と思いますね。 令和2年10月18日(日) ---------------------------------------------------------- 自宅では、なかなか集中して勉強できない生徒のために、 頑張れる環境を提供していきます。 みんなが集中しているので、やり抜けると思います。 大田区松栄塾 070-5016-8268 syoueizyuku@asahinet.jp Twitterアカウント @syoueizyuku 更新は、午後8時頃の予定です ※今年度の募集はあと2名程度で打ち切ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.18 20:00:07
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