もはや「おつり」ではなく「残高」と捉えた方が良いのかもしれません。
Twitterに書き込んだら、久々にちょっとバズりました。数日前にどっかの塾の先生が、おつりにピンとこなかった生徒がいたということで、感じたことです。うちの生徒を見ていても思いますが、現金で買い物をする習慣はドンドン減ってきていると思います。SuicaやPASMOなどのICカードに残高を入れて、それで子ども自身の飲み食いなどの買い物をさせているご家庭は増えていると思います。カードの管理さえ間違わなければ、それが一番安心です。小銭がジャラジャラすることも、紛失もありません。そうやって自分の買い物をコンビニなどで済ませているのが日常の子にとって、おつりという概念がよくわからないのは、ある意味当然なことです。「おつりも知らんのか~?」と言っても無理です。もはや文化が違うのです。キャッシュレス決済が普通になり、手段も取り扱う店も格段に増え、政府もそれを後押ししているのですから、「おつりも知らんのか~?」と言う感覚の方が古くなってくるのです。けんじ君が文房具屋さんで、30円の鉛筆を3本買って、100円を出しました。おつりはいくらでしょうか?という昭和の時代からある典型的な算数の問題は、確実に消えていくのです。(そもそも消費税が考慮されてないし、文房具屋さんというのも街角から急速に消えてます、というのはおいときます)生徒に実感のないものは、だんだん教えるのが困難になっていくんでしょうね。いまや「おつり」に変わる概念というのは、ICカードなどの「残高」の方が、生徒の実感に近くなるでしょう。けんじさん※1は残高が1500円であるSuicaを持っています。ある日マイバッグを持参※2してコンビニ※3に行き、税込み※4 120円のノートを3冊買いました。残高はいくら残っているでしょうか?※1 今の子どもたちの教科書は、男女ともに「さん」づけがデフォルトです。是非お子さんのでご確認ください。※2 令和2年7月1日より、レジ袋が有料化されました。※3 今の子は、ノートを買うのは文房具屋さんではなくなりました。代わりにコンビニで済ますことが多いかと。※4 こうやっておけば、消費税は考えなくても良いです、と言う注釈がいらなくなります。これが令和の時代の算数の問題になるのでしょうか?(^^;)ところで、リツイートいただいた中で、これは!という書き込みがありましたので、それは次回に回します。令和2年7月12日(日)大田区松栄塾070-5016-8268syoueizyuku@asahinet.jpTwitterアカウント @syoueizyuku更新は、午後8時頃の予定です-------------------------------------------------ここからは宣伝です。2020年度の募集について。小学生~中学生 全学年併せて2~3名程度でしめきりとさせていただきます。高校生 原則として中学生からの持ち上がりですが、1~2名程度なら 応相談です教室のキャパシティが少ないため、今年も少人数の募集に限らせていただきます。お早めにご相談いただければ幸いです募集人数を減らしました。