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カテゴリ:・漢字指導
漢字には、読み・形・意味が備わっています。(かなは、読みと形だけですよね。)
ですから、この3つをいっしょに学習すると習得がしやすいと国字研では考え、研究をしてきました。 この3つ(音・義・形)をばらばらに学習するより、一緒に指導すると、関連性をもって学習でき、漢字を使うときに効果的に使えると言うわけです。 このことについては、後日で、子どもが、じっさい、それでどうだったか、実践例で説明します。 この形・音・義を一緒に学習することは、具体的にどういうことなのかですが、それが、「1セット5過程」の漢字学習なのです。 一つの漢字を5過程で学習(指導)すると言うわけです。それは、 1・・・読み)(音 2・・・形(書き順) 3・・・成り立ち 4・・・仲間の漢字語(熟語) 5・・・文作りとその文の発表の試合・聞き合い からなっています。 この中で、最も大切な事は、5です。実際、使ってみることです。 2年前、パソコンをやりだして、本当は、こういう事に苦手な僕が、ここまで出来るようになりました。 先生が、 「とにかくやってみなさい」 と指示して下さいました。やりました。 その結果、ここまでできるようになりました。 漢字教育も、その漢字を正しく理解したら、やってみることです。 使ってみることです。 この点が、今での漢字教育では、欠けていました。 使ったみなければ、本当の力にはならないのです。 ただ、その漢字だけを何度も、書いて覚えてのでは、それだけの力です。 自由に使えるようにはなりません。 手首化できてないというわけです。 ただし、繰り返しますが、正しい理解の上にです。 思えば、ピアノの先生は、合格したら、その曲を 「100日弾きなさい」 と指示してくれました。この場合、指導が、あってのことでした。 スキーは、午前レッスンで、午後、その練習(やってみる)でした。 陸上競技もそうでした。(これは、中学時代、100M,17秒かかっていたのが、練習で、30歳台になって、11秒台で走れるようになり、800Mでは、K市の記録を作れました。) 今やっている水泳もそうです。正しい理論を頭に入れて練習しています。 漢字も正しい理解の上に、文に書き、発表をし、使ってみることが決め手のようです。 この学習を子どもは、喜んでします。新しい知識を得ることができ、世界が広がるからでしょう。 高学年になると、漢字学習を嫌う傾向がありますが、この方法では、楽しみにしています。そのような実践例ばかりです。 このことの詳しい内容は、下記に出ています。 上の絵をクリックしてみてください。概略が分かります。また、楽天ブックスでも購入方法も分かります。 ランキングに参加しています。よろしかったらクリックを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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