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日本の教育は、これでよいのかな

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2005.07.25
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[お」と「を」の区別、実際、子どもに文を書かせて、それでの学習です。

子どもが
「ぼくは、がっこうで、てつぼうお しました。」

というような文を書いたとします。
この時、これの扱い・指導をどのようにしたら良いでしょうか。

以下の文章は、僕が、単行本・雑誌などに発表したものです。
ヒントがありますので、ご紹介いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(引用)

  <日記や作文で漢字が書けるようにするには



1   はじめに・・・駅になかなかたどり着けない

前回(第三回・5月号)では、
漢字の定着のさせ方について書きました。

今回は、日記や作文などの文章を書く時に
漢字を使って文章が書けるようにするにはどうしたら良いか、
その事について述べます。

僕は、在職中、子どもたちに毎日、日記を書かせました。

それは、日記は、子どもと教師・子供同士などの
こころのつながりが深くなっていくからでした。

この中で、体験した事ですが、
3年生になっても、多数の子どもたちが、
1年生で習った漢字が使えて書けてないのです。

殆ど、ひらがなばかりの日記なのです。

まだ、3年生という発達の時期の日記なので、
親に読んでもらいました。

勤務校の学校からの帰途の駅まで7分あまりでした。

この帰途、3~4人の父母から、
日記の漢字使用について訴えられた事がありました。

1年生の漢字も使えてないというのです。
駅になかなか着かないのでした。

そして、父母会では、先ず、この事が話題の中心になりました。


「日記は、漢字学習のためにあるのではないのですから」
と説明して、
日記を書く意義を話ても父母は、納得してないようでした。

その後、僕も考えました。

気づいた事は、1年生で学習した漢字
「先生・学校・見る・・・・・・」などが、
3年生なっても文章を書く時に使えないのは、
義務教育の精神と外れるのではないかということです。

父母の願いは、健全だったのです。

どうして、文章を書く時に使えないのか、分析してみました。


2  どうして、3年生になっても、1~2年生で習った漢字を使って、日記が書けないのか

1~2年生を担任した先生方は、
全ての子どもが漢字テストで100点取るまでやっていました。

また、1~2年生では、作文のたびに、
習った漢字をひらがなで書いている言葉は、
赤ペンで、直してあげていました。

とにかく、手を尽くしてあげていました。

それなのに、書けないのです。
これは、どうしてなのでしょうか。

今までのやり方では、
日記、作文を書くときに習った漢字が使えないということは、
はっきりしています。

効果が上がらないのです。
このことは、別のやり方の導入が必要だ
ということだったのです。


3   考えついたこと

そこで、試行錯誤し考えついたのが、
これまでに述べてきた

『1セット5過程』(このことは、このブログで後で、述べます。)

の漢字指導でした。
(この事については、これまで述べましたので、省略します。)

それと併せて、次の方法でした。

それは、それは、子どもたち同士で直し合いする方法です。

ここでは、子供同士の直し合いについて説明します。


4  子供同士の直し合い
その方法は、次の順でやりました。

a まず、5人ほどで1つのグループを作りました。
クラスは、35人でしたから、
このグループが7つほど、出来ました。

このグループは、
漢字力の高い子と低い子が混ざっていた方がいいようです。
低い子ばかりですと、
直すことが出来ない場合も起こります。


b そのグループを図のようにして、机の並べ替えをしました。


・・・・省略・・・・・・


c 各グループに1番から5番までの番号を着けました。
図をご覧下さい

     ・・・・書略・・・・・・

d  教師の合図で日記帳を時計回りに隣の子に渡します。
(この時、
1番の子のノートは2番の子に、
2番の子のノートは3番の子に、
3番の子のは4番の子に、
4番の子のは5番に、
5番のこのは1番に渡っています。)

e  dを、確認して、
一人目(1回め)の直しです。

これは、赤の筆記用具で、
習った漢字を使ってかける言葉で、
ひらがなで書いてあるコトバを、
漢字に直せるのです。

この時、漢字は、
ひらがなで書いてあるコトバの右に丁寧に書かせます。

直すのは、内容についてではありません。

学習した漢字でありながら、
ひらがなで書いてある言葉を漢字に直すのです。

この漢字に直すことや自分で後で書き足したりし易くするために、

* 日記は、一行おきに書かせました。

* 直す時間は、3分前後です。
時間をかけ過ぎても、効果はありません。
直せる漢字は、すぐに、分かるものです。

* この時、丁寧に直して書くことを徹底して指導します。



f  次は、は、二人目(2回目)の直しです。
又、ノートを右隣に廻させます。

1番の子のノートは、3番の子に、
2番の子のノートは4番の子に、
3番の子のは5番に・・・・・、・・・・・、・・・・・
渡っています。

ここの時間もやはり3分ほどです。
直し方は、一回目のやり方と同じです。

g  次は、3人(回目)の直しです。

1番の子のノートは、
4番の子に、2番の子のは5番に・・・・・・・・。
時間は、やはり、3分前後です。

こうして、1番の子のノートが5番の子に渡るまで行います。
1人の子のノートは、
4人から見られ、
直すべき漢字は赤で書かれているわけです。


5  その効果・・・駅までスムースに

こうして、書いてきた日記をグループで読みあい、
直しあうことは、大変、効果を表しました。

日記に習った漢字を書くようになったのです。

ですから、父母から訴えられる事がなくなりました。
それまでは、何人かの父母に訴えられ、
駅まで着くのに1時間もかかった事がありました。

ところが、これを3~4回導入したら、それがなくなりました。
習った漢字は、まあ、使えるようになったからでした。

この内容は、次の本に詳しく記述してあります。

たのしく学ぼう漢字

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 以上の中にヒントがあります。
  (続く)
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最終更新日  2006.09.15 10:37:29
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