2006/08/10(木)17:43
本好きにする道筋(1)・・・国語力をつけるために(1)田村 利樹
文章を、黙って読むより、声に出して読んだ方が理解しやすい
とうことは、人間、自然と身に付けるものですね。
難しい文章は、声に出して読みながら考えますよね。
僕は、そういうこと、よくありますよ。
ですから、声に出して読むことは、いい面があることは、自明なのですが、それから先が、課題としてあるようです。
1年生から6年生まで「声に出してよむ」と言う指導でしたら、子どもの発達は、たいしてないし、マンネリ化で子どもは、飽きてしまいます。
では、どうするか、です。音読・朗読・表現よみでは、
『文章の意味内容を理解し、
内容を体で感じて、
それを音声化する』
これが、本質です。
日本歌曲を13年、先生について習いました。その後、表現よみを習いました。
上記の・・・・・「文章の意味内容を理解し、内容を体で感じて、それをか音声化すること」
これは、両者に共通している本質でした。
美空 ひばり、実にうまいですね。
この本質を体現しているからでしょうね。
この本質の上の表現よみは、楽しくて、たのしくて、・・・・ということになります。感じた事の表現ができるからですね。
ところが、この事を頭に置かない音読・朗読は、つらくなります。
「三色ボールペン」を持っての読み方が、はやり、かなり、本が売れたようですが、今は、どうなのでしょうか。これで、本好きになるのでしょうか?
それにしても、教員養成大学で、この音読・朗読(表現よみ)の講座がある大学は、珍しいのではないでしょうか。
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読み聞かせと読解力・人間形成