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カテゴリ:算数・数学・理科
まだ、ほんの数ページしか、読んでいない。しかし、ここに書きたくなった。
本書に関わったのは、柳沢明朗もその一人。氏は、かつての労働旬報社の社長(?)。『どぶがわ学級』『教育は死なず』など、日本の教育史上、その功績を残した書を手がけた。 やはり、本書も氏が、関わっていたのである。元気だったんですね。今の混迷している教育界にこのように元気な人が1人でもいるとうれしい。 『新学力への挑戦』とあるように、本書は、25年前に出した『学力への挑戦』の発展を書いている。 『学力への挑戦』でも、僕は、教育の本質が、実践的に記述されていると思い、励まされたものである。それに励まされ、僕らの教育を考え、仲間とやってきた。 それが、今度は、更に新しい『中本実践』を披露してくれている。 あとがきの中で、 <・・・・高校生たちは、計算だけの数学の古い世界を大きく突き破って、人類の長い間の苦闘をつつみこんだ文化としての数学に目を開き、驚くほどの興味や関心をもち、・・・・・中略・・・・・・・、人類の文化というものを、生みの苦しみを理解して受け取り、さらに、バトンタッチしていく歴史のリレ-ランナアーの位置において見ることができるようになり始めている。> とある。 まず、これだと思った。僕らがやってきた漢字教育・表現よみ教育も。(中本さんの実践に位置付けて僕らの実践を見るのは、失礼かもしれないが。 しかし、これは、真摯な先輩・仲間との数十年の研究・実践である事は確かである。) 中本さんの実践による生徒の成長は、「教育というものは、これだ。」ということを示している。このような成長は、僕らの実践(小学生であるが)見えている。 先ず、これを読んで、そのやってきたことの自信を得た。自負かもしれないが。 このことは、全国にいる真面目な実践家が、自分の実践を総括し、自信を得る視点を本書は、与えてくれるかも知れないと感じる。(続く) 上の画像をクリックすると、概略が分かり、楽天ブックスでの購入方法が分かります。 教育グロブランキングに参加しています。 よろしかったら、このマークをクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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