前回引用文章に
<赤ちゃんは言葉はしゃべれなくても母親の顔色や声色から母親の言っている意味を充分理解し、信じられないぐらい多くの言葉を習得しています。
つまり、感性とイメージで言葉を理解しているのです。
最初の発語がいかに意味のない音声であろうと、赤ちゃんの頭にある知の一部なのです。
発語されている言葉は氷山の一角に過ぎないのです。>
という意見がありました。
このことに関して、次の本では、図や絵を使って、視覚で分かるようにしていますので、ご紹介しておきます。
*楽天で入手できます。絵をクリックしますと、概略が分かります。
(仲間は、これをコピーして父母会で使わせてもらっています。
僕らの研究会がまとめた『たのしく学ぼう漢字』でも、これを引用させてもらっています。)
中川信子さんのを要約しますと、
言える言葉の中に、
わかることば
わかる事柄
が、含まれている。というのです。
実に、見事に説明しきっているではありませんか。
子どもの言葉の発達について考察する場合、このことは、どうしても頭においておきたい事だと思っています。(続きます)