|
カテゴリ:教育全般・・・漢字から
以下のような事がありました。
びっくりしました。 僕らの夏の全国研究会(国字研・漢字指導研究会)に東京の難関大学に多くの合格者を出す御三家と言われる女子中・高校のベテランの女性の先生が参加してきたのです。 その先生は、 「私の学校は、できるという子どもが来る学校です。 子どもを見ていると、漢字の意味・漢字の成り立ち・漢字の使い方を、小学校でどのように学んできたのだろかという疑問があって、ここに参加してきました。」と、訴えました。 その例として、 「サンズイやリッシンベンの意味が、分かってない子がいる。これは、繰り返しのドリル中心漢字学習をして、漢字を系統的に学習してきてないからではない思います。」と話されいました。 こんな基本的なことが理解されていない実態に、僕らは、あぜんとしてしまいました。 そして、その先生は、次のような感想を言っておりました。 「この会に参加してみて、私の考えと指導は、妥当だったという事が分かって安心しました。」 と。 漢字教育は、 意味が分かり、 使い方がわかり、使える ようにすることが重要です。 しかし、このようにできない要因を次は、作ると思いますが、皆さん、どうお考えですか。 それは、 今回、文化審議会が出した答申「小学校で、常用漢字を読めるようにする」という案です。 漢字教育は、指導漢字を増やすのではなく、 しぼって、『重要な漢字』(教育基本語彙・学習論理語彙に関わる漢字)に時間をかけて、 使い方まで学習し、読み書きの両方で駆使できるように 授業の中で 詰め込みではなく指導することが必要だと思うのですが。 下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。 絵をクリックしますと、本の概略が分かります。そして、楽天での購入の仕方も分かります。 ブログランキングに参加しています。クリックすると点数に加算されます。よろしかったら、クリックを。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.19 19:03:24
コメント(0) | コメントを書く
[教育全般・・・漢字から] カテゴリの最新記事
|