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カテゴリ:・・・手首化(見ないで書ける)
現在の漢字指導は、一応、読みと意味を教えて、
「明日、テストをするから、やっておけよ。」式の指導が多いのではないでしょうか。 これには、 「指導の時間がない」、 「漢字は、自然に身に着くと考えている」 などの理由があるでしょうが、それでよいものかどうか、考えてみたいとおもいます。ただ、ここで問題にしたい漢字(語)は、抽象的な漢字語の指導についてです。 それは、日常漢字、例えば、学校・先生・車などの漢字は、子どもには、意味が分かり、使えますし、書きも低学年で、きちんと指導をしておけば、書ける漢字です。(最近では、この漢字さえも、身に付いてない例があるのですが・・・・) この抽象的な漢字語は、時間を確保して、きちんと指導する必要があるように思うのです。 3年生の新出漢字「意」は、3年生や後の学年で、次のような漢字語を作ります。 意外 意見 意味 注意 用意 意気 意向 意義 意向 意志 意識 意地 意中 意図 意表 意欲 悪意 敬意 決意 故意 厚意 合意 真意 誠意 善意 創意 大意 敵意 得意 熱意 文意 意味深長 創意工夫 この中には、子どもの普段の生活の中ではあまり出てこない漢字語があります。文意 大意 合意 ・・・・・・・・・・・・など。 これをどう指導するかです。 が、その前に、このようには、漢字語を作らない漢字があることを見ておいた方が良いと思います。例えば、松 桜 梅 蚕 などです。これらは、文字の書き順に従って書けば、書けますね。後は、読みと意味ですが、日常生活に出てくる具体的な漢字でので、意味も分かりますね。ですから、さっと、教えて、済むものだと思います。 この事を頭に置いて、前の抽象的なしかも学習に必要な漢字を指導すると良いのではないでしょうか。その漢字を僕らは、612字選定しました。それが、下記の本の108p~116pに出ています。 さて、この抽象的な漢字語を作る漢字、これの指導ですが、新出漢字として出てきた時に、形・音・義の3側面から、全て手首化しておきたいと思うのです。 先の『意』ですが、3年の進出の時に読み・書き・意味を手首化(この手首化については、本グロブ 重要漢字は、手首化を・・・重要漢字とそうではない漢字、品川案に触れて をご参照下さい。)しておけば、高学年になって、『善意』ガ出てきた時に、類推して、「善意」の意味は、分かると思うのです。 多くの方にお読みいただきたいので、ブログランキングに参加しています。下記のマークをクリックしますと点数に加算されます。よろしかったら、クリックをお願いします。 *少しやってきた事を書かせていただいております。 それが、ちょっとでもお役にたつならいいのですが、・・・・。 ご感想・ご意見・ご批判・・・などいただけると、ありがたいです。 次に書くことに生かします。 よろしくどうぞ。
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最終更新日
2005.11.27 14:32:50
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