2009/03/02(月)19:41
フィンランドの国語教科書についての私見(1)
さっと、読んだのは、3月11日にご紹介しました4年生版と
下記の『フィンランド・メソッド入門』です。
どちらからも、日本の国語教育が学べる点は、多いにあります。
それを一つにまとめて言えば、
徹底的に考えさせる学習を展開している事です。
これは、子供の考えを引き出し、
その事を軸にし無いとできない授業です。
このような授業は、かつての日本の学校では、行われていました。
ですから、研究会では、
子供の発言があったか、
それをどのように授業に繋げていったか
が、論議の中心になりました。
子供の発言がない授業をして、
恥かしい思いをしたことが、僕にはたくさんあります。
子供の発言が無いのは、良い授業とは、
誰も、思っていなかったからです。
しかし、その後、
そのような授業ができないようなカリキュラムが、
入ってきてしまったわけです。
さて、フィンランドの国語教科書についての私見です。
とにかく学ぶ事はあるのですが、疑問もあります。
1 国語科の目標(国語科では、どんな力を着けようとしているのか)をど う考えているのか。
2 国語科の時間数は、どうなっているか。
3 指導の系統性(小1から中学校までの発達段階を踏まえた)はどうなっ ているのか。
4 指導方法についての私見
・・・・このことについては、僕等がやってきたた事と関連させて、 意見を述べます。
かなり、スペースを要しますので、次回にします。
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