本日は、中学(小学校中学年・高学年)の漢字指導の提案で、
討議されたことの2回目です。
(本日は、前回の3・手首化のところからです)
早速、ご報告、を致します。
この中に
「低学年で身に着けなかった学習を指導をしなければならい時、どう対処したら良いか」
に触れた意見があります。
皆様は、どうお考えですか。
このことは、算数・音楽・体育、生活面など・・・など、
あらゆるとことで、直面しますね。
・・・・・・・ご報告・・・・・・・
X先生 「一画目から、一、二、三、・・・・・・と数えながら、
空書きをさせたが、これをやるると、
中一の子どもは、バカにされたような気分になるのではないでしょうか。」
Y先生 「『違』を構成している漢字の部分があるので、
その部分の確認程度にしておいて良いのではないか』」
Z先生「高学年として触れるべきは、
ここでは、「しんにょう」が、どのような漢字で使われているか、
「衛」と同じ部分はあるが、これは、どういう意味かなどではないか。」
H先生 「一画・ニ書くと数えるのは、低学年でやっている。
もし、やるなら(初めて出て、むずかしいもの)を、
取り上げ、生徒に説明させてもできる」
K先生 「このようなことは、他教科でもある。
高学年になっても、低学年の漢字が書けない。
中学生になっても、小学校の算数ができない、
体育で逆上がりができない、
時間割が揃えられない、・・・・・・・など。
この場合、どう対処するかに関わる問題を含んでいますね。
まず、大切にしなければ、その遅れを、
その子の責任として追求し責めてはいけないいことですね。」
A先生「それって、良くあることですね。」
J先生「それに、高学年になっているので、
低学年の事をやること、ここにプライドが作用して、
うまくしないと、傷つけたり、劣等感を持たせてたり・・・・・・
になってしまいますね。」
L先生「高学年になると、能力が、大きいですから、
低学年ほど時間をかけないで、
その遅れが取り戻せてしまいますね。
僕の経験では、ちょっと、復習をしよう、と軽く言って、
乗せてしまって、やりましたよ。」
M先生「どうしても、必要だから、おさらい程度でも、
扱う必要はありますね。
そして、やる中で、できてしまうこともありますね。」
今日のご報告は、ここまでです。
次回は、「5の『二文節のコトバ』で考えよう」についてです。
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尚、本書は、1~6年まで、各学年あります。
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漢字教育のあるべき姿と実践
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「1セット5過程」・「文作り」・「手首化」
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しかし、まだまだ、十分とは言えません。
皆さんで、豊かにして欲しいです。