2009/04/21(火)18:58
説明文の読み書きのカギ(3)田村 利樹
「説明文の読み・書きのカギ」は、
大人は、もう、生活の中でなんとなく分かっています。
ですから、それを応用して、
説明的文章・理論文を読んだり、新聞を読んだり、
TVを観たりして、判断をして、
意見を言ったりしているのですね。
でも、大人も、このカギを意識化し、子どもには、
しッかりと、教えておく必要があると思います。
よくある住宅販売の宣伝に騙されたなどは、
このカギを忘れてしまった事によるものですね。
さて、本題に入ります。
説明文には、かならず、主張がありますね。
その主張を理解してもらいために書くのですから当然ですね。
時には、その主張が騙すためのものだったり、することもありますね。
そうなのです。
騙す為に書く・話す人もいるのですね。
振り込めサギは、騙す為の準備をして、やっているのですね。
次に、その主張を理う解してもらうため(時には、騙す為)、理由を述べますね。
そして、その理由には、事実・資料をつけますね。
このように、
説明文は主張と理由・その理由に使った事実・資料
から成り立っています。
これが、説明文を読む・書くのカギとなりますね。
この事をなんとなくではなく、
いつも、意識化して説明文の読み・書きに使うようにさせたいものですね。
なんとなくではなく、意識かする事、
これが、今の全ての教育で、必要ですね。
ですから、説明文を読むときには、
主張を鵜呑みにせず、
その理由と理由の裏づけとなる事実(データ)を、
良く、吟味することが、大切なのですね。
ですから、説明文の読みは、
データ吟味の読みといっている人もいます。
実際、このような読みは、今、学校では、あまりされていませんね。
書いてあることをなぞり、そこに書かれているコトバを抜き出し、
応えるというパターンが多いいですね。
これでは、子どもの主体性は、まったく、発揮されないですね。
だから、説明文の読みは、ちっとも面白くないと言われるのですね。
子どもの感じた事・
考えを
生かした授業にしたいですね。
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先日の下記の日記では、
http://plaza.rakuten.co.jp/candyfantasy/diary/20060719 日本の教育はおかしい
教師は、生徒は、考えなくてもいい
オレの話を聞け。
という考えですね。
教師の話(主張)について、考えるのが授業だという観点が、無いのですね。
次は、書く場合ですが、
その主張を裏付ける事実・資料をちゃんと準備する事が大切なのですね。
準備で、99%決まりとも、言われていますね。
ですから、ふだんの準備としての学習が欠かせないのですね。
次回は、4年生にこのような話をして、説明文を書かせたことについて、述べますね。
そして、次には、このカギと具体的に世の中で起こっていること
との関係を見ていきたいです。
コメントなどで、交流できるといいですね。
下記の本は、
僕等ガ20年以上(児言研を入れると50余年)にわたって研究した
漢字教育のあるべき姿と実践の提案です。
「1セット5過程」・「文作り」・「手首化」
の実践も載せています。
この「1セット5過程の漢字練習帖」が、下記です。
* 近日中に、2年生が出ます。