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カテゴリ:・・・説明文を書く
本日は、説明文の構造の理解についてです。
はるかのつぶやき http://plaza.rakuten.co.jp/haruka2000/ 有難う御座いました。 その内容は、僕らが、国語科教育で中心にすえたいと思っていたことを 書いてくださったので、大変、心強くなりました。 そのコメントの要旨は、(詳しくは、昨日のコメント欄で、ご覧下さい) 小2の息子さんは、 話し方の指導を受けていたので、 説明文を書くことがすんなりできたということでした。 そうなのです。 話すの指導をちゃんとしていれば、 書くに入ったとき、スムーズに出来るのですね。 小2、でですね。 読解力の低下、 論理的思考力の低下。 これは、人間を作っていく上で、問題なのですね。 説明文を書く・読む・話す・聞く を取り入れることで、 この問題の克服が出来そうですね。 このことは、説明文を読むをしっかりしておけば、 書くことに入ったとき、ラクに書くに入れる。 説明的な話を聞くことの指導を受けていれば、 書く時に、すんなり、書ける。 説明的な文章を書く学習をしていれば、話す時、すんなりできる。 ・・・・・・・ ・・・・・・・ というものです。 これは、どうしてでしょうか。 「説明文(説明的な文章)の読解と書き」 「説明的な話をする・聞く」 を学習する時に押さえる事は、 『説明文のカギ』(説明文は主張と理由・その理由に使った事実・資料) でしたね。 これが、押さえられていれば、 応用すれば、それぞれの場面で、やっていけるのですね。 さて、次は、 2 題・副題・書く理由を考え合う(2時間) についてです。 説明文ですから、 「・・・・・しました。」 「・・・・・しました。」 という、報告文とは違いますね。 また、交流を目的の井戸端会議的な文章とも違いますね。 テーマ・主張を書く訳です。 それは、どうしても、自分が書いて主張をしたことを書く訳ですね。 出来れば、書いた中味が、 世間の人が読んで、妥当だということを書かせたいわけですね。 そのためには、ふだんからの準備が必要です。 その事も、教えました。 その事が指導だと思うからです。 ただ、書きなさいでは、指導では、ありませんね。 この指導を取材指導と僕等は、言っています。 この取材指導のことは、次回、書きます。 多くの方にお読みいただきたいので、ブログランキングに参加しています。 よろしかったら、下の2つのマークのクリックをお願いします。 1日1クリック、有効です。 高位になりますと、アクセスが増えるんですね。 人気blogランキングへ なお、この作文教育は大久保忠利が、 (前・都立大教授・戦前は、ユーモア作家として、食っていた。 戦後コトバの重要性を認識し、コトバ研究に入り、 『日本文法陳述論』を著し、都立大教授になった。 S,I,ハヤカワ著『思考と行動における言語』岩波現代叢書の大久保忠利訳は、ロングセラー) 学生・市民に実際指導した中から生まれた理論を、 僕等が、学び、教育に生かしてきたものです。 なお、この取材指導の報告も、下記の本で詳しく乗っています。 『小学生の作文教育』(明治図書)1・2・3・/4・5・6年 (読売教育賞賞外優秀賞 受賞) 波多野完治さんから、「新しい作文教育の提案です」と言うコトバを戴きました。 残念ですが、絶版です。しかし、アマゾンの古書で売られています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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鍵をしっかり握ることができていれば、あとで応用がいくらでもできる、ということ、教育の場面では最も大切なことでしょうね。
特に子どもが相手であればあるほど、鍵を極めることが重要になると思います。 オトナが満足するだけの「鍵を教える前に、情報を盛り込みすぎてしまった教育」が、子どもたちの自由な発想を封じ込めてしまっている、ということについて、もっとみんなで語り合いたいです。 (2006.07.24 09:19:19)
おはようございます。私のブログの最近訪問者のところが21日深夜から動かず、どなたがご訪問くださったか分からず困っていました。今開いてみるとその欄に、あなた様のお名前を発見しました。やっと復活です。さて、毎回子どもの国語教育に大切なことを具体的に書いていただき、有り難く読ませてもらっています。私も家には子どもはいませんが、スポーツ少年団で小学生の子どもたちとは年間通し対しています。バレーボールを通して社会のルールとともに、考えられる力を養いたいものと思って指導に当たっています。心身成長期の子ども相手に大事なことは、何でも吸収するスポンジのような柔軟な心に間違った指導はしないこと。生ものである子どもを腐らせるようなことのないよう十分な注意が必要なこと。そのためには私たち指導者自身が正しい考えをし、時局にあった適切な指導ができるよう勉強が必要であること。子どもが迷わない言葉遣いをし、終始一貫した考え方で、ねばり強く対していくことが大切と考えています。
しかし、稚拙な文章しか書けない自分は、話すことが文を書くより難しく思います。私の息子はもっとひどく、話すことが下手です。「書くほど言えればいいのにね」といつも話して苦笑しあっています。 (2006.07.24 09:54:47)
「取材指導」。すばらしいですね。
私が小学生の頃、こんな指導はなかったと思います。 「取材」することを学べば、きっと書くことに困らなくなるでしょう。 次回も楽しみです。 (2006.07.24 16:57:15)
tea*roseさん
>鍵をしっかり握ることができていれば、あとで応用がいくらでもできる、ということ、教育の場面では最も大切なことでしょうね。 >特に子どもが相手であればあるほど、鍵を極めることが重要になると思います。 > >オトナが満足するだけの「鍵を教える前に、情報を盛り込みすぎてしまった教育」が、子どもたちの自由な発想を封じ込めてしまっている、ということについて、もっとみんなで語り合いたいです。 ----- 「情報を盛り込みすぎてしまった教育」・・・・・・・・・ あれもこれも、雑多な事を教えて、急がしといっていることがありますね。 そうではなく、大切うなことを選んで、不消化ではなく、よく、吸収されるようにおしえること、 このことが、大切ですね。 今、追われるようなことをしていますが、無駄が、多いと思います。 (2006.07.24 20:01:53)
リエさん0037さん
>おはようございます。私のブログの最近訪問者のところが21日深夜から動かず、どなたがご訪問くださったか分からず困っていました。今開いてみるとその欄に、あなた様のお名前を発見しました。やっと復活です。さて、毎回子どもの国語教育に大切なことを具体的に書いていただき、有り難く読ませてもらっています。私も家には子どもはいませんが、スポーツ少年団で小学生の子どもたちとは年間通し対しています。バレーボールを通して社会のルールとともに、考えられる力を養いたいものと思って指導に当たっています。心身成長期の子ども相手に大事なことは、何でも吸収するスポンジのような柔軟な心に間違った指導はしないこと。生ものである子どもを腐らせるようなことのないよう十分な注意が必要なこと。そのためには私たち指導者自身が正しい考えをし、時局にあった適切な指導ができるよう勉強が必要であること。子どもが迷わない言葉遣いをし、終始一貫した考え方で、ねばり強く対していくことが大切と考えています。 * その通りですね。 それをどう、具体化するか、それが、課題ですね。 >しかし、稚拙な文章しか書けない自分は、話すことが文を書くより難しく思います。私の息子はもっとひどく、話すことが下手です。「書くほど言えればいいのにね」といつも話して苦笑しあっています。 ----- 話す事と書くことは一体である子とぉ認識するといいのではないでしょうか。 話す事は、口で、音声で。 書くことは、文字で。 その共通点(この場合、ここで、出てきたカギ)を認識して、やると言いと思いますが。 (2006.07.24 20:07:15)
かなにゃん3728さん
>「取材指導」。すばらしいですね。 >私が小学生の頃、こんな指導はなかったと思います。 * そうですね。 これは、僕等が研究しながら考えた案ですから、一般的には、なっていないのです。 でも、こうして、netが盛んになると、広がりますね。 いいことは、どんどん広がりますから。 >「取材」することを学べば、きっと書くことに困らなくなるでしょう。 * そうですね。 書きたい内容の発掘ですからね。 書かせられるのではなくなく、自分が書きたい事をさがすのですからね。 この事をあした、書きますね。 > >次回も楽しみです。 ----- (2006.07.24 20:12:26)
「最近の高校生は、文章一つかけない」
と、よく先生方が、職員室で愚痴を言っていますが、 わたしは、テスト問題にも、自分の意見や感想を各欄をもうけています。 映画を見たときは、原稿用紙いっぱいに感想を書いてもらいます。 そういう評価を繰り返していると 本当に、いきいきした文章を書けるようになってくるので不思議です。 (2006.07.24 21:39:15)
「取材」と聞いて、つい。
去年、2年生の時、パン屋さんを取材に行きました。 もちろんパンの作り方のインタビューです。 知らない大人にものを聞くというのは、子どもにとってすごいプレッシャーです。 おまけにうちの子は(そのころは)小心者で、人見知りでした。 とりあえず、 ・学校名、何年生か、名前(名字だけ)をいう(まあ人にものを聞くので名乗らなきゃ) ・何が聞きたいか、どんな事に困っているか、どうすればいいか を、自分の言葉でしゃべれるように、パン屋さんへの道々考えさせました。 取材ですから小さなメモ帳を持っていたので、どうしゃべるか書いて、 そしてパン屋さんへ。 結局3軒のパン屋さんに行きましたが、どのパン屋さんもめちゃくちゃ親切で、 中には、こうやってこねるんだよ、といって実演してくれたり、やってみてご覧 とさわらせてくれたり。 # 一緒について行った大人にも勉強になりました。 もちろん、これは家でまとめて班や学級で発表します(した)。 (2006.07.24 23:12:53)
TBありがとうございました。書き順にしても、今いろいろなところで、基本がどこかいい加減になっているような気がします。これは大人の責任ですね。こんなもんでいいと子供に教えているんですから・・・「守・破・離」の「守」の積み重ねがゆるぎない地盤を作ると思うのですが・・・残念です。
文章書く、気持ちを表現する場合、「守」はいい文章を読む、読む、読むことになるのでしょうか。 文章が書けない、中2の息子がブログを始めてもうすぐ1週間になります。非公開なのでどんなことを何行書いているかはわかりませんが、始めると続ける子なので、時期を見てその次のステップに誘導していこうと思っています。今日さんの7月20日の記事のように、人の話、新聞の記事等についての意見を書けるようにもっていきたいと思います。 この子についてはつまづけば考えるので、つまづいたら、印刷してある今日さんの記事を見せようと考えています。そして、取材指導ですね。 小6になる娘は、逆で、小2のときに本のおもしろさを知り、本の中でいろんな体験ができる、と言って分野は偏っていますが数々読んでいます。お話も、文章もうまい方だと思います。この子は言葉が文章になりだした頃から(3歳ごろでしょうか)、頭で筋道立てて話す子でした。と言うことは大人の話をよく聞いているということなのですね。 同じように育てているのに、どうしてなのでしょう?? (2006.07.24 23:20:19)
ほしのねこさん
>「最近の高校生は、文章一つかけない」 >と、よく先生方が、職員室で愚痴を言っていますが、 > * それは、学校教育の結果ですね。 >わたしは、テスト問題にも、自分の意見や感想を各欄をもうけています。 * これが、基本ですね。 自分の事を書く。自分の意思で書く。 >映画を見たときは、原稿用紙いっぱいに感想を書いてもらいます。 >そういう評価を繰り返していると >本当に、いきいきした文章を書けるようになってくるので不思議です。 ----- * 教育の原点を教えていただいています。 (2006.07.25 13:43:14)
悠月さん
>TBありがとうございました。書き順にしても、今いろいろなところで、基本がどこかいい加減になっているような気がします。 * そうですね。 時間をかけて丁寧に指導して無いのですね。 * これは大人の責任ですね。こんなもんでいいと子供に教えているんですから・・・「守・破・離」の「守」の積み重ねがゆるぎない地盤を作ると思うのですが・・・残念です。 * ゆるない地盤、これ、大切ですね。 >文章書く、気持ちを表現する場合、「守」はいい文章を読む、読む、読むことになるのでしょうか。 * そうですね、まず、その世界に触れる事ですね。 >文章が書けない、中2の息子がブログを始めてもうすぐ1週間になります。 非公開なのでどんなことを何行書いているかはわかりませんが、始めると続ける子なので、時期を見てその次のステップに誘導していこうと思っています。 今日さんの7月20日の記事のように、人の話、新聞の記事等についての意見を書けるようにもっていきたいと思います。 >この子についてはつまづけば考えるので、つまづいたら、印刷してある今日さんの記事を見せようと考えています。 < そして、取材指導ですね。 >小6になる娘は、逆で、小2のときに本のおもしろさを知り、本の中でいろんな体験ができる、と言って分野は偏っていますが数々読んでいます。 < お話も、文章もうまい方だと思います。 この子は言葉が文章になりだした頃から(3歳ごろでしょうか)、頭で筋道立てて話す子でした。と言うことは大人の話をよく聞いているということなのですね。 * たくさんの読書が、力になったのですね。 良く、分かったのでしょうね。 >同じように育てているのに、どうしてなのでしょう?? ----- (2006.07.25 13:48:23)
hypericumさん
>「取材」と聞いて、つい。 > >去年、2年生の時、パン屋さんを取材に行きました。 * 実際に、経験した事から、入るといいのですね。 >もちろんパンの作り方のインタビューです。 >知らない大人にものを聞くというのは、子どもにとってすごいプレッシャーです。 >おまけにうちの子は(そのころは)小心者で、人見知りでした。 > >とりあえず、 >・学校名、何年生か、名前(名字だけ)をいう(まあ人にものを聞くので名乗らなきゃ) >・何が聞きたいか、どんな事に困っているか、どうすればいいか >を、自分の言葉でしゃべれるように、パン屋さんへの道々考えさせました。 >取材ですから小さなメモ帳を持っていたので、どうしゃべるか書いて、 >そしてパン屋さんへ。 > >結局3軒のパン屋さんに行きましたが、どのパン屋さんもめちゃくちゃ親切で、 >中には、こうやってこねるんだよ、といって実演してくれたり、やってみてご覧 >とさわらせてくれたり。 ># 一緒について行った大人にも勉強になりました。 > >もちろん、これは家でまとめて班や学級で発表します(した)。 ----- * この発表も大切ですね。 やりっぱなしは、力が、つきませんから・・・・・・・・・。 (2006.07.25 13:52:22)
「説明文を書く」
主張とその理由。これを明確に描ける大人が少ないですね。 (2006.07.25 14:20:26)
takenokoisyaさん
>「説明文を書く」 >主張とその理由。これを明確に描ける大人が少ないですね。 ----- * このように書く・話すの教育を受けてないからでしょうね。 日本中が、このように、なっているのですね。 これが、区別されると、考え方なども、もっと、良くなりますね。 話も分かりやすく、なるでしょうね。 (2006.07.25 18:53:26) |