日本の教育は、これでよいのかな

2007/06/28(木)10:22

日記・作文で漢字が書けるためのレッスン・漢字の路上レッスン

・漢字指導(339)

路上レッスンとは、丁寧に指導された後、 子どもが、自分の頭で考えて、その漢字を使って 文を書くことです。 今まで、この過程の指導が、希薄か殆どありませんでした。 だから、日記や作文で漢字が使えなかったのです。 新出漢字の読み方・意味・書き方をして、 テストで100点になる。 今までは、ここまで、終わりでした。 しかし、これでは、実戦が、入ってないのですね。 実際に、自分した事・考えた事・思ったことなどを 新出漢字を使って書いてみる。 これが、実戦です。 路上練習です。 このようなこと、僕ら研究会は、最近、気づいたのです。 「日記・作文で漢字を使ってない」 という声を聞きますが、 指導が、そこまで出来てなかったのですね。 子どもが悪い訳ではないのですね。 短い文で、新出漢字を使って、書いてみる必要があるのですね。 それをやらないと、本当の力になりませんね。 それでは、応用が利かなかったのですね。 練習した文でのテストは出来るが、 別の文になると書けなくなる。 自分たちの頭で考えた漢字の使い方、 この学習過程が必要だったのですね。 これが、漢字の路上レッスンです。 下の実物をご覧下さい。 習った漢字 木・林・森・水・空・上・土・下・雨・日。田・月 を使って、文を書いていますね。 子どもたちは、この文書き(文作り)が、 一番、好きです。 自分の力が発揮できるからですね。 自分の思ったことを 書くことができるからですね。 この中で、漢字の使い方が身に付きます。 本当の力になるのですね。 2年生になると、 文が長くなりますね。 書くのが楽しいからですね。 このように長い文の中で、漢字を使うと、 その漢字の意味が良く分かり、 その漢字の応用力が着きますね。 大人が与えた文での漢字テストだけですと、 その文ではできるが、 他の文では、できないと言う事がありますね。 とにかく、こどもが、楽しく、積極的にやるのが、 この文作りです。 これは、僕が、かつて、指導した4ね生の子どもの漢字ノートです。 漢字指導を丁寧にしないでテストをしたときのノートです。 丁寧にしないと言っても、 普通、一般にされている程度には、やりました。 読みと意味と書きは教えました。 1セット5過程でやらなかったのです。 次のノートをご覧下さい。 これは、前のノートの指導から、約、1ヵ月後の同じ子どものノートです。 指導の結果が、良く出ていますね。 1セット5過程で丁寧に指導しました。 ですから、路上レッスンをしているのですね。 これは、 路上レッスンをした結果です。 前の時は、5問でした。 ここでは、10問にしました。 漢字指導は、指導の結果が、目に見えて現れてくるものですね。 読解力・算数・体育などでもその事は、同じですね。 そこには、子どもの発達力が、潜在しているからですね。 それを、引き出すのが、教育ですね。 かつて、声楽を習っていた時に、 そこに音大の声楽科の1年生が入ってきました。 こちらは、その時、もう既に、そこで5年もやっていたのですから、 入門したばかりの音大生より歌えました。 ところが、1年も経つと、こちらが、 足元にも及ばないほどになってしまいました。 若者の発達力の大きさですね。 下のマーク、ボッチとクリックをして戴けるとうれしいです。 一日、1クリック、有効です。 もう、1つ、あるのですが。 人気blogランキングへ * 僕らの研究会のまとめは、下記の本に出ています。 *8月中に、1年生が出ます。(出版されました)

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