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カテゴリ:文学文の読解
子どもが感じた事・考えた事・疑問などを大切にして、
授業を進める事の重要性について、考えてきました。 これは、別の言い方をすれば、 内言(ナイゲン・・・・頭の中にある考え・感じたこと・コトバ) を大切にする事なのですね。 問題行動を起こした子ども、 これを立ち直らせるには、先ず、 その子の話を聞くこと、 ということが、一般常識になってきましたね。 学級崩壊に直面した場合でも、子どもの気持ち・考えを 先ず聞いてみる事が、指導の出発点と言われていますね。 授業を成功させるのも、これと、同じですね。 つまり、子どもの内言を大切にする と言う観点に立つということなのですね。 内言の重要性については、 『言葉の氷山』で、昨日、説明してありますので、 そちらをご覧下さい。 その氷山の沈んでいる部分の12分の11が、内言に当たるのですね。 子どもを潰すのは、簡単ですね。 子どもの内言を,無視すればよいのですからね。 そことは、『コトバの氷山』から、お分かりいただけると思います。 問題行動を起こす子は、そうして育てられた子なのですね。 では、この事を授業の中で、どのように応用するかです。 学級の中では、 良く発言する子と 黙っている子に、 うっかりすると分かれてきます。 こうなると発言選手、中心のクラスになってしまいます。 この状態は、全ての子の内言を大切にしているとは言えないですよね。 これでは、学習の深化が期待できませんね。 こうならいようにするには、 どう指導たら良いか、それが、課題ですね。 そこで、僕らの研究会では、 感じた事・ 考えた事・ 疑問に思ったことなどを、 書かせることにしました。 こうすることによって、全ての子が、 発表をできるようになるからです。 それは、書いてあれば、いきなり発言するより、 発言しやすい心理状態になっていくからですね。 このことは、大人だって、そうではないでしょうか。 では、その実際を、次の画像で、ご紹介致します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『大造じいさんとガン』田村操・画像を見ながら ・子どもが勉強を進んでするには』 06・4・28 これは、5年生の『大造じいさんとガン』を指導した時、 先ず、書かせる事を、大切にして、 子どもが、書けるようした冊子の表紙です。 この表紙には、この『大造じいさんとガン』という題から、 子どもが、 感じた事・ 考えたこと・ 疑問 などを書く欄があり、そこに、書いてありますね。 これを、教師は、一人一人、読むわけです。 これは、子どもの内言を重視する考えを生かしたいからですね。 このようにして、内言を重視すると、子どもは、勉強好きになります。 教師に、自分の思い・考え・疑問などを分かってもらえるわけですから、 学級は、まとまってきます。 これは、第4時間目の学習です。 語・句・文・文章について書いて、書き出しています。 この物語は、展開が、ドラマチックですね。 それで、その事を子どもは、追って書いています。 読解力といわれますが、基本は、 胸をドキドキさせながら読む、 ことです。 これが、物語を読む楽しさですね。 その中で、読解力が着くのですね。
http://plaza.rakuten.co.jp/zyx1830/diary/200604280000/
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