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カテゴリ:教育基本法改訂・三浦朱門・学力テスト
子どもが喜びを感じるもの・挑戦できるもの、
それは、新しい知識を獲得して、 自分が成長したと感じた時です。 ですから、計算ドリル・漢字ドリルなど中心の授業には、うんざりします。 新しい発見がある授業、それに喜びを持ち、やる気を出します。 学力テスト、安倍首相はこれの推進をしようとしていますが、 そのテストの内容は、どうでしょうか。 下記は、東京都の学力テスト・5年国語科その一部です。 この問題は、子どもの常識をどう見ているのか、 疑問になる問題です。 関心・意欲・態度を調査しなくてはならないので、 無理に作っているようです。 このようなテスト、子どもに、何を学べと言うのでしょうか。 子どもに失望を与えるだけです。 このようなことは、当たり前の教育論ですが、 最近の状況から、ここに書かざるをえなくなっています。 子どもが、怒るもの、それは、腐敗したもの・スジが通らない事です。 現在の日本は、子供から見たら、それが、あふれています。 宮崎県知事の辞職勧告決議が、県議会でされました。 知事は、 「直接、県民から選出されたのだから、議会決議より、県民の声を大切にして、 辞職はしない・・・・」というような事を言っています。 一方、国会では、教育基本法。 もっと、話し合いをという国民の声が、過半数以上なのに、強行採決をしてしまいました。 国民の声を、ここでは、どう見ているのでしょうか。 子どもにこれらは、どう映るのでしょうか。 特に中学生・高校生時代は、少しの汚れでも、許さない時期です。 子どもが育つには、困った社会ですね。 いじめの問題の解決でも、まったく非教育的な提言がされました。 問題の子どもを、別のところで指導するというのです。 (これは、隔離です) これをやったら、子供から、一生、恨まれるでしょうね。 坦任・友だちとのつながりを切ってしまう事になるからです。 この間、次男の所に電話をしました。 一応の話が済んで、電話を切ろうとしたら、 「M(孫・女子・5歳)が、話があるので・・・・・・・・・・。」と嫁さんが言うのです M子は、 「おじいちゃん・・・・・・・と」言ってその後、黙ってしまいまいた。 Mちゃん元気? 今、何してる? ・・・・・ ・・・・・ 又、遊びにきてね。 と、僕が話をして、電話を切りました。 ひとこと、 『おじいちゃん・・・・・』 と言ってみたかったのですね。 離れていても、心と心は繋がっています。 人間にとって、これが一番大切なことです。 ところが、教育再生会議の別の部屋で・・・・・は、 この心と心のつながりを切ってしまいます。 これは、教育ではなくなります。 対策は、問題のある教室には、教員を加配し、いい授業をしていく、 これが僕の提言です。 教師が命を削っているような学校、これを速くなくさなければ、 子どもは、救えません。 東京都の退職教員の三分の一が定年退職、三分の一が、50代、後は、50歳以下です。 それほど、勤めにくくなっています。 「教育基本法の改訂は、このような問題をすぐには、解決する力には、なりません。」 と、首相も言っています。 それなら、今、命がかかっている教育問題を優先した教育行政が、先ではないでしょうか。 本日のブログの内容を応援してくださる方は、 下のマーク、ボッチとクリックをして戴けるとうれしいです。 それを、次の参考にします。 一日、1クリック、有効です。 もう、1つ、あるのですが。 人気blogランキングへ とめどなき筧のひびき敷松葉 http://pareo94.ddo.jp/mikiko/ 奥の細道 * 僕らの漢字指導の研究のまとめは、下記の本に出ています。 漢字教育のあるべき理論と実践を載せています。総合的なものです。 「1セット5過程」について触れ、文作りの実践も載せています。
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