|
カテゴリ:・・・筆順
「6年生の子供なんですが、漢字を書いていたんですよ。
なんという漢字になるのかなあと、思って見ていました。 点から書きはじめ、4つ点を書き、・・・、・・・、・・・・。 最後は、馬という漢字になったんですよ。」 という話を聞いた事があります。ずっと、以前です。 馬と言う漢字を書くのに点から書き出したと言うのです。 昨日もご紹介しましたが、これは、書き順の指導が、 徹底されてないことによるのですね。 この徹底とは、昨日、まえがき(指導上の留意点)で書きましたように、 「・・・・・従来行われてきたものを誤りとするものではない。」 と言う前提のことですので、 これを、いつも、土台にしていきたいと考えます。 「その書き順は、違うと言われ、笑われる。」 あるいは、 書き順が、前に書いた馬のようにめちゃくちゃなのは、 などは、どうして起こるのでしょうか。 ちょっと考えてみたいですね。 笑うのは、自分が習った書き順から、見て、 おかしいと笑っているのですよね。 他の書き順もあると言う認識がないからかもしれませんよね。 書き順がめちゃくちゃというのは、基本的な事が身についていないからですよね。 馬を点から書きだして、馬の漢字にしていくって、 基本的な原則に載った書き順で書くより難しいですよね。 だから、そういう意味で、漢字の書き順の基本的な原則を 理解して、身に付けておいた方が良いのではないでしょうか。 これは、日本人全体がですよね。 漢字の書き順の原則を身に付け、許容も知っていれば 笑う事やめちゃくちゃは起きないですよね。 これは、ヒットを打ったら、1塁に走って行くという 野球のルールみたいなものですから、だれでも、理解でき、 実行に移せますよね。 ところが、それが出来てない。 その為に、人から笑われたり・めちゃくちゃに書いたりしている。 何と、人間の能力を無駄にしている事でしょうか。 漢字の勉強は、楽しく、豊かな言葉を学習するためにあるのですね。 ですから、このような簡単なルール、ちゃんと指導をして、 楽しい漢字学習が出来るようにしたいですね。 そこで、このルールを学習する為に この事を2回に分けてご紹介致します。 ご一緒にお考え戴ければうれしいです。 ここでは、大原則を2つご紹介致しました。 この上から下へ・左から右へは、 ひらがな・カタカナの場合でも同じですよね。 だから、ひらがな・カタカナが手首化されていれば、 このことは、簡単に出来ているはずですがね。 馬という漢字を、点から書き出した子は、このひらがな・カタカナの 手首化がどうなっているか、疑問ですね。 ここでは、 横画が先、 横画が後、 中が先 のものをご紹介いたしました。 これは、子のような書き順にすると、 書きやすいから、 学校では、このように指導をすると良いという、手引きなのですね。 確かに、このようなものがあれば、子供達も、 先生も指導しやすく、転校しても通じますね。 ここでは、 外側が先、 左は払いが先、 貫く縦画は最後、 をご紹介致しました。 続きます。 本日のブログの内容を応援してくださる方は、 下のマーク、クリックをして戴けるとあり難いです。 一日、1クリック、有効ですよ。 このクリック、日本の教育の前途に結構、影響しているようですよ。 もう、1つ、あるのですが。 人気blogランキングへ
このような問題は、緊急の課題です。 昭和33年に文部省は『漢字指導の手引き』を を出していますが、このような方針を 改めてお出しくださるよう、お願い致します。 昭和33年から、歳月が経ち、教育関係機関・学校など で、この方針を知らない方たちが、殆どです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[・・・筆順] カテゴリの最新記事
|