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カテゴリ:・・・筆順
昨日に続いて、漢字の筆順です。
文部省の手引きをご紹介し、 私見を書かせていただきます。 昨日も、書きましたが「従来行われてきたものを誤りとするものではない。」 と言う、前文を大切にしたいともいます。 原則7は、女・子・母・舟などの貫く横線は、 最後に書くという原則です。 但し、世だけは、例外で、先に書きます。これは、その方が、 書きやすいからでしょうね。 原則8は、横画と左払いの関係からの書き順です。 右・有・布・希のように横画が長く、 左はらい短い字では左払いを先に書きます。 左・友・存・在・抜のように横画が短く、 左はらいが、長い字では横画を先に書きます。 最後は、特に注意すべき書き順です。 これは、今まで、広く用いられていた筆順が、 2つ以上ある場合、どちらをこの手引きでは、とっているかという 説明です。 ですから、教科書は、 この手引きの立場をとっているのでしょう。 よく、「それは、私が習ったのと書き順が違う。」 というのは、ここから、出てくるのではないでしょうか。 この説明のように、どちらが、間違いと言う事は、ないのですね。 以上のような文部省の手引きがあります。 この手引きが、特に難しいと言うことではないですね。 低学年のうちに、時間をかけて、新出漢字の指導の時に 指導すれば、めちゃくちゃな書き順にはならないはずです。 「ヒット打ったら一塁に行くのだよ。」と、 教えれば、全員の子が、そうします。 この書き順だって、それと同じようなものです。 では、なぜ、これがめちゃくちゃなのか。 その事を次回書きます。 その事をはっきりさせれば、子どもはできるようになりますからね。 続きます。 本日のブログの内容、参考になったと思われた方は、 下のマーク、クリックをして戴けるとうれしいです。 一日、1クリック、有効ですよ。 このクリック、日本の教育の前途に結構、影響しているようですよ。 もう、1つ、あるのですが。 人気blogランキングへ
このような問題は、緊急の課題です。 昭和33年に文部省は『漢字指導の手引き』を を出していますが、このような方針を 改めてお出しくださるよう、お願い致します。 昭和33年から、歳月が経ち、教育関係機関・学校など で、この方針を知らない方たちが、殆どです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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