「不思議ですね。その理由は今日先生でも分からないかも・・・。」
なんていう、交流が、下記のブログでされていたのです。
http://plaza.rakuten.co.jp/tenhaha/diary/200706150000/
授業参観:図工と国語
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そのブログの抜粋ですが・・・・・
国語は授業内容が「かん字」となっていたので。
一体何をするのかと思ったら。
特定の部首をグループごとに割り当て。
その部首を使う漢字を発表しあう、というものでした。
この授業で、なんで????????と思ったことに。
部首の名前を教えないんですよ。
木へんとかうかんむりとか。
だから、手で黒板に貼った部首を指して。
「これ」
というしかないんです。
あとは。
「木みたいなの」(←木へん)
とか。
まだ「へん」や「つくり」を教えていないということなのでしょうが。
これじゃ毎回手で指ししめすか。
書いてみせなきゃならないわけで。
不便だなあ、と思いました。
どうして教えないんだろう?
理由をご存知の方、ぜひコメント入れてくださいね!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日は、研究会で、その資料の準備の為に、
皆様のブログにお邪魔できませんでした。
帰宅が、遅かったので、
今朝、お邪魔しましたら、
「へん・かんむり・・・・・」などの指導学年の事で、
盛んに意見を出し合っているではありませんか。
この事に、参加させていただかなかったら、僕のブログの目的は、
おしまいです。
喜んで、一緒に考えさせていただきます。
よろしく、お願い致します。
ただ、長くなりますので、こちらのブログで書いた方が都合が
良いので、ここで書かせていただくことにしました。
さて、この問題です。
実は、
以前、教師用指導書(全学年)を仲間と書いた時、
僕が、2年生を担当しているのです。
使用の教科書が、同じでしたら、
この先生は、僕が書いているのを、見ているかもしれないのです。
(良く分かりませんが。)
というのは、
・・・・・・・・・・・・次のように、書かれた所があるのです・・・・・
「ふぃりぱ44さんへ かなにゃん3728さん
ありがとうございます!
教科書を調べたのですが、少なくとも二年前半では部首名を教えないようですねえ。
「おなじところ」なんて表現をしています。」
とあるのですね。
・・・・・・・・・・・・・・
今朝、僕が書いた指導書を見ましたら、
「同じもの」と言う言葉で、書いているのですね。
教科書会社の方針に沿って、僕が書いたのかもしれません。
あるいは、出されている教科書の多くが、
このように書いているのかもしれません。
まあ、このことは、どうもいいことですが、
問題は、へん・かんむりは、何年生で、指導したら良いかということですよね。
このことは、へん・かんむりの事だけではなく、
ポイントになるコトバを何時、出して、指導をしたら良いか、
と言う問題を含んでいるのではないでしょうか。
だから、教育の重要課題なんですよね。
考えてみれば、この事も僕等は、重要な研究課題にしてきたのですよ。
昨日の研究会では、僕が提起する事になっていました。
そこでは、『言語意識直結観』を中心にた提起を考えていました。
けれど、参加者は、このコトバに接するのは、初めてです。
ですから、これを、始めに出すか、最後に出すか、
考えました。
僕は、始めに出して、その事を軸に考えて欲しいと思った訳です。
「始めて聞くコトバという方もいるかもし知れませんが、
頭に置いておいて、提案をお聞きください。」
と、切り出しました。
コトバの理解、というものは、こういう過程を通るものだと
思っているからです。
これは、数学・理科・・・・・などの学習でもいえることですね。
ところで、へん・かんむりの学習ですが、
漢字をある程度の数、学習してからではないと、
面白くはないと、言えますよね。
1年生で、80字の学習をしますが、
へんは、校・村で、『きへん』が、出てくるだけですね。
2年になると、へんのある漢字がかなり出てきますね。
お調べになってみていただけますと、うれしいです。
かんむりも出てきますね。
それから、このへん・かんむりの指導は、
漢字は、積み木だよと言う事と、合わせて
教えると効果的ですよね。
何時、どう、指導するか。
僕は、教科書になくても、指導書になくても、
子どものその指導をして置いたほうが
言いと思ったら、やったら良いと思うのです。
表現よみと言うコトバも、教科書・指導要領に
ないのですが、1年生から、教えています。
「文章を理解して、それを表現してよむ。」
と言う方が、子どもが、音声化のイメージが浮かんで、
理解できるからです。
以前、指導要領では、低学年は、音読・
高学年は、朗読と区別して、使っていましたが、
実際、朗読の勉強をして見ますと、
1年から朗読なのですね。
ですから、このことは、文部省に意見を
盛んに出しました。
(子どもと、実際やってみると、そうは、ならないから、
この食い違いが、出るのでしょうね。)
この問題、まだまだ、いっぱい、考える事が
ありますので、続きます。
皆様のご意見が
この事を深めますので、率直なコメントをお願い致しま
教育再生会議の二次報告(下記)のこと、ここで、言わないのは、
このブログをはじめた時の初心を忘れた事になりますので、書きます。
つぎのような意見が教育再生会議に出されているのですよ。
一方、中央教育審議会の初等中等教育分科会教育課程部会長である梶田叡一氏は8日、
次期の学習指導要領について初めて公に言及し、
「道徳は正式教科とせず、教科書検定は行わない」との見通しを語り、
教育再生会議をけん制しています。
「徳育」「土曜日授業復活」中央教育審議会などが教育再生会議をけん制http://www.incube.jp/seisekiup/85/post_135.html
この中央教育審議会は、下記の方が関係していた会でもあるのですね。
・・・・・・・・・・・・
>(三浦朱門氏(元・教育課程審議会会長)によると、100人に1人のエリートが育てば、あとはカスでかまわないそうです。)
これを伝聞調ではなく、断定調で言った文があります。
以下です。改めて読んで、腹立たしいことこの上ない。
『戦後はできないやつのために手間と暇をかけすぎた。
落ちこぼれにかけすぎた手間をこれからは有能なエリート候補に振り向ける。
彼らが日本を引っ張ってくれる。
無才、非才にはただ実直な精神だけを養ってもらえばいいんだ』
『エリート教育がゆとり教育の目的。
それを言うと抵抗が大きいので、
ゆとり教育とまわりくどく言っただけだ』(2006.12.17 23:01:51)
ところが、陰山英男さんら3には、次のようなことを言っているんですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070612-00000057-kyt-l26
「徳育」については3人とも「教科化はやむなし」との見方を示し
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各学年の教科書教材の授業報告があり、子どもと教師の表現よみが、CDに入っています。。