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カテゴリ:・・・作文・書きなれノート(日記)
もうすぐ、夏休み。
ご家庭で、親子ノートをして見ませんか。 親子ノートは、子どもさんが日記を書き、おうちの方が 一言、コメントを入れる交換日記です。 交換日記と言っても、これは、子供中心ですから、保護者は、 一言、書くだけです。 どうして、このようなことを提案するかと言うと、 皆様のお子様は、文章を書く力は、それなりにおありでしょうが、 研究会などで提出されるノートを見ますと、もっと、書く力が欲しいなあ、 と言うのが、僕の実感です。 例えば、そのノートは、高学年でも、大きな、雑な字で書いてあったり、 明らかに、鉛筆のすべりが、スムーズでなかったりが、 一目で分かります。 この書く力は、短期間に着くものではないのですね。 書き続け、書きなれる中で着くものですね。 この書き続けるということは、漢字の機械的な練習や**計算などとは、 その意義は、まったく違います。 それは、その日のことを、思い出して、自分が書きたい事を書くという 行動だからです。 子どもにしてみれば楽しい事なのです。 その事を通して、自分の生活を見つめるようになるのですね。 生活を見つめると言う事も、指導があると、深く見るようになるのですね。 放っておけば、見つめる事をしないで、過ごしてしまうこともあります。 その中で、書く力が着くのですね。 この実践は、このブログでご紹介してます『小学生の作文教育』(明治図書)1・2・3・)の中で「親子ノートの試み」という題で山田知子さんが、ご報告しています。 ここでも、子どもが喜んで書くには、大人の配慮が必要です。 とにかく、カラオケ精神で接する事です。 大人から見れば言いたいことはあるでしょうが、 言うのは、共感を言うだけです。 コメントは、それを書けば良いのですね。 注意・指導は二の次にする事です。 子どもは、書いたら、分かってもらえる、 それが喜びで書くかくのですから。 この書く中で、子どもが、得る事が、たくさんあるのですね。 それを頭において置ければ、これは、成功するでしょうね。 この交換日記による書く力が、次のように生きていきます。 大切な事は、続けてしたかどうかですね。 自転車と同じですね。 ・・・・・・・・・・・ 『大造爺さんとガン』の授業の書き出しです。 語・句・文・文章についての書き出しです。 この物語は、展開が、ドラマチックですね。 それで、その事を子どもは、追っていますね。 読解力といわれますが、基本は、 胸をドキドキさせながら読む、 ことです。 これが、物語を読む楽しさですね。 そして、読解力が着くのですね。 この書きだしをもとに 発表し、話し合いをします。 これで、友だちが、 何を感じ、何を考え、・・・・・ などは分かり、学習が楽しくなるようです。 その結果として、「コトバの力」が着くのですね。 これなしの筋を追う、要点を掴むだけでは、 よみの楽しさが味わえないですね。 大造じいさんが、胸をわくわくさせて、 ガンの群れを待っている場面です。 子供は、内容に引き込まれ、かなり書き出しをしています。 授業も進んできたので、 子どもの書く力がつき、かなり書き出していまね。 1時間ごとに成長をするのですね。 ○×だけで、終わってしまったら・・・・・・。 子どもの力の恐ろしさを感じます。 どの子もみんな持っているのですね。 最後の感想文です。 一人一人、このように書きます。 このような感想文も、発表し合います。 その中で、 友だちは、何を感じ・何を考えたかを知ります。 その事で、内容が、深まります。 それが人間とは、・・・・・・、と考える学習になっていきますね。
http://plaza.rakuten.co.jp/hatakeneko/diary/200707170000/
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[・・・作文・書きなれノート(日記)] カテゴリの最新記事
週末日記でさえ、不満たらたらの息子です。
夏休み毎日なんて言ったら、卒倒しちゃうかな? でも交換日記形式ならやってくれるかな? 今日提案してみますね。 (2007.07.18 15:23:29)
こんにちは。いつも大変学ばせて頂いております。
「まず共感、注意・指導は二の次に」というのは、子どもと話す時にも同じことが当てはまりますよね。そういう姿勢を大切にしていかなければ、子どもは、いろいろなことをだんだん話さなくなってしまいますよね。書くことも話すことも、子どもとの向き合いというのは通ずるものがあるのですね。 (2007.07.18 17:14:14)
書くことが、かなり苦手な息子に日記を書くように動機付けをするのは、かなり難しいのですが、何かきっかけを探してみたいと思います。
私は、子供の頃毎日日記を書いていたのですが、素敵な日記帳を見つけたことがきっかけだったのです。 何かひきつけられるものを、探してみようと思います。 (2007.07.18 17:31:42)
先月、ホームスクールの親の会の集まりで、「日記」について学びました。
うちのゆっぴーは、なんでも好きなことを書いていいと言うと、自分の知識や事実の羅列しか書かないことがあると言ったら、先輩ママたちが、「それでもいいじゃないですか。世の中には百科事典を書くライターだっているんだから、事実の羅列を書くのも才能ですよ。それでもいいから、たくさんほめてあげたらいいじゃないですか」と言うので、ほっとしました。 それから、ほぼ毎日、何かを日記につけるようにしていたら、(「三大ニュース」大いに活用してます。) ちょっと書く内容と姿勢が変わってきました。 またブログに書いてお知らせに来ますね。 いつもありがとうございます。 (2007.07.18 17:54:42)
甥も姪も読書が好きで、のんのんに似てるなどと周囲の者が言ってますが、「そんなに本読んでたら何か書けるだろう」と言いますと「無理ゝ」と言って逃げちゃう、実際文章に長けてる者が存在いたしません。
正直申しまして、落胆してます。 小学生の時に「書くこと」を学ばなかったからと 今日先生のページを見るたび想います。 (2007.07.18 17:57:08)
ああ、やってみたいなあ。
しかしうちのは宿題以外に「これやってみよう♪」と言うと、「イヤだ」と反射的答える難しいヤツなので・・・・ 学校からコンクールの一覧表が来ているのですが、「作文は絶対書かないから」だそうです。 「宿題」なら文章も書くし、なかなか面白かったりするんですけどね・・・・・ この夏休みも、「工作教室」「科学教室」のはしごをすることになりそうです。 (2007.07.18 19:03:40)
カラオケ精神で接する事
指導は二の次 なるほど と思いました。 自分に共感してくれる人からだったら 少々、耳に痛い事でも受け入れようと思えますものね。 (2007.07.18 23:07:07)
よい教師に恵まれるとこどもたちは生き生きするのですね。当たり前と言えば当たり前ですが…
自分を素直に表現する技術や国語力、人とのよい関係も身につきそうですね。 (2007.07.18 23:49:31)
もう夏休みになりますが、なかなか梅雨あけませんね。
久しくご無沙汰いたしまして、申し訳ございません。 息子は中学生、交換日記してくれるかしら? 共感することは心がけたいと思います。 (2007.07.19 08:33:07)
藤穂さん
>こんにちは。いつも大変学ばせて頂いております。 >「まず共感、注意・指導は二の次に」というのは、子どもと話す時にも同じことが当てはまりますよね。そういう姿勢を大切にしていかなければ、子どもは、いろいろなことをだんだん話さなくなってしまいますよね。書くことも話すことも、子どもとの向き合いというのは通ずるものがあるのですね。 ----- * 使わせて戴きました。 (2007.07.20 16:38:31)
森の声さん
>>注意・指導は二の次にする事です。 >>子どもは、書いたら、分かってもらえる、 >>それが喜びで書くかくのですから。 > >これが大切ですね。 ----- * ご助言、有難う御座います。 (2007.07.20 16:39:00)
ちいちゃん0156さん
>週末日記でさえ、不満たらたらの息子です。 >夏休み毎日なんて言ったら、卒倒しちゃうかな? >でも交換日記形式ならやってくれるかな? >今日提案してみますね。 * 結果を教えていただけますと、うれしいですね。 ----- (2007.07.20 16:40:07)
みえこ55さん
>書くことが、かなり苦手な息子に日記を書くように動機付けをするのは、かなり難しいのですが、何かきっかけを探してみたいと思います。 >私は、子供の頃毎日日記を書いていたのですが、素敵な日記帳を見つけたことがきっかけだったのです。 * そういうこともあるでしょうね。 >何かひきつけられるものを、探してみようと思います。 ----- (2007.07.20 16:40:50)
ふぃりぱ44さん
>先月、ホームスクールの親の会の集まりで、「日記」について学びました。 >うちのゆっぴーは、なんでも好きなことを書いていいと言うと、 自分の知識や事実の羅列しか書かないことがあると言ったら、 先輩ママたちが、 「それでもいいじゃないですか。世の中には百科事典を書くライターだっているんだから、事実の羅列を書くのも才能ですよ。それでもいいから、たくさんほめてあげたらいいじゃないですか」 と言うので、ほっとしました。 * すばらしい先輩ですね。 >それから、ほぼ毎日、何かを日記につけるようにしていたら、(「三大ニュース」大いに活用してます。) * 有難う御座います。 その様子を何時か、教えていただけますと、うれしいです。 >ちょっと書く内容と姿勢が変わってきました。 >またブログに書いてお知らせに来ますね。 * 楽しみです。 >いつもありがとうございます。 * こちらこそです。 ----- (2007.07.20 16:43:01)
逆立ち天子さん
>甥も姪も読書が好きで、 のんのんに似てるなどと周囲の者が言ってますが、「そんなに本読んでたら何か書けるだろう」と言いますと * 無理な事を言いますね。 < 「無理ゝ」と言って逃げちゃう、実際文章に長けてる者が存在いたしません。 >正直申しまして、落胆してます。 >小学生の時に「書くこと」を学ばなかったからと >今日先生のページを見るたび想います。 * 分かっていただけて、うれしいですね。 ----- (2007.07.20 16:44:22)
かなにゃん3728さん
>ああ、やってみたいなあ。 > >しかしうちのは宿題以外に「これやってみよう♪」と言うと、 「イヤだ」と反射的答える難しいヤツなので・・・・ > >学校からコンクールの一覧表が来ているのですが、「作文は絶対書かないから」だそうです。 >「宿題」なら文章も書くし、なかなか面白かったりするんですけどね・・・・・ * 宿題なら、するのですね。 > >この夏休みも、「工作教室」「科学教室」のはしごをすることになりそうです。 * それも、いいでしょうね。 ----- (2007.07.20 16:45:32)
かわたれさん
>カラオケ精神で接する事 >指導は二の次 > >なるほど と思いました。 >自分に共感してくれる人からだったら >少々、耳に痛い事でも受け入れようと思えますものね。 * ソウなんですよね。 ----- (2007.07.20 16:46:02)
heliotrope8543さん
>よい教師に恵まれるとこどもたちは生き生きするのですね。 > 当たり前と言えば当たり前ですが… >自分を素直に表現する技術や国語力、人とのよい関係も身につきそうですね。 * そう、この人間育ちがあるんですね。 ----- (2007.07.20 16:48:47)
茶夢tea dreamさん
>もう夏休みになりますが、なかなか梅雨あけませんね。 >久しくご無沙汰いたしまして、申し訳ございません。 >息子は中学生、交換日記してくれるかしら? * どうでしょうか。 もし、出来ましたら、その様子を教えていただけますと、うれしいです。 やれたか、やらなかったかも。 >共感することは心がけたいと思います。 ----- (2007.07.20 16:50:29) |