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カテゴリ:言語分析(文学言語理論言語日常言語)
「登校拒否は、3年生の担任が、厳しかったからだ。」 と、思い込んで、そのままきてしまった中学生に、 (本当にそれが、全てなのだろうか)と、 持ちかけて、話し合いをして、 それが、全てではないという事を子どもが認識して、 立ち直ったという話を聞いた事があります。 話の中では、 3年のときの先生のやさしかった事が出てきました。 遠足の弁当を忘れた時、分けてくれた事 おなかが痛くなった時、保健室で寝ていると、 何度も、見に来てくれたこと・・・・・ この事の整理は、上位語と下位語の関係だけではなく、 心理的な要因もあったのでしょう。 でも、このように分析的に見てみることは、重要なのではないでしょうか。 一つのことに対して、結論を出す時は、多くの視点からの 考察が必要ですよね。 昨日、上位語・下位語について書きましたら、上記のことと関係する コメントを戴きました。 ・・・・・・・・・・・・・・ 毎日、現場で見てます さくら太鼓さん 野菜という枠(範囲)の中に、人参・トマトがある。 僕の塾でも、言葉の意味範囲、関係を全く理解していない子は、 中学生だと、5教科500点満点で、200点足らずで入塾してくる場合が多いです。 イメージしてもらうために、よく絵や図を描いて説明するのですが、 初めは、ビックリしてます。 中学生ともなると、頭の中にある言葉の数はかなりあるので、 その言葉に、イメージを付け加えることを習慣化するまでには、 少し時間がかかります。 ですが、確実に思考力は向上しているようです。 この記事を読ませていただいて、 さらに、そういったことに、力を入れていこうと思いました。 ありがとうございました。(2007.07.30 21:00:33) 思いこみ 森の声さん >これは、野菜(上位語)と >人参・トマト・・・(下位語) >の区別の意識が曖昧の為に、起こっているのですよね あと、思いこみや先入観もあるのでしょうね。 ワークで“うちの子には長所はありません”と言い切るお母さんがいますが、 そんなとき子どもが出来ること、やっていることを丹念に想い出してもらうと、 “こんなに長所もあったんですね”という発見につながります。 もしかしたら、子どもが“野菜は嫌いだー”と言ったので、 上位語、下位語の区別なく そのままお母さんの頭に入ってしまった可能性もありますね。 (2007.07.31 06:36:08) Re:思考停止・決めつけ・(07/30) ゆうこ8838さん 上位語、下位語はすっかり忘れてました。 下位語を使ったほうが、伝達しやすいですね。 改めて勉強になりました。(2007.07.31 00:20:16) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この意見は、昨日のブログをより、分かりやすくしてくださいました。 上位語・下位語の視点は、結論を出す時に、 頭から引き出して、ちょっと、使ってみるのも良いようですね。 これは、小学生のうちから、学んでおきたいと考えています。 それを続けて、下記でご紹介しますね。 2ね生では、『なかまことば』・『まとめことば"』 というコトバで指導しています。 ここでは、 仲間ことばを、下位語 まとめコトバを、上位語 としていますね。 このブログ、ご賛同の方は、応援クリックして下さると、うれしいです。 本日、教育ブログランキング・3位になりました。 皆様に学ばせていただきながら、ここまで来ました。 応援クリックは、下のマークです。1日1回、有効です。 下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。 * 1~6年生、揃っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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子供だけでなく大人も、その時の自分の都合のいいように早急に物事を結論づける傾向がありますね。生活が慌ただしいからでしょうか?それとも、世の中が利己的になっているからでしょうか?やはり、じっくりと落ち着いて会話する、思考するということが人間性の向上には大事だと、この記事を読んで改めて思いました。
(2007.07.31 09:33:06)
神は細部に宿る、という言葉をときどき思い出します。
デリケートに意思の伝達が行える、ということは、もうそれだけで、何よりも尊いことだと思います。 オトナが子どもを見つめるとき、それも特に親が子を見つめるときに、上位語下位語の逆転のようなものは起こりがちですね。 ほんの小さなことで絶望してしまって投げ出すような決め付けは、物事をきちんと捉えることでも、ずいぶん改善されていくことでしょうね。 国語の授業で、まったく違う題材を通してであっても、上位語下位語といった組み分けをする経験を持つことができるt、日常さまざまなものを見つめる目をしっかり養われることと思います。 そしてそれは、人間の尊厳を互いにしっかりと認め合える成長へとつながっていくことと思います。 そんなクラスには、いじめなど存在しなくなることでしょうし、ここで学んだ子らは、心の豊かな成長をいつまでも続けていくことでしょうね。 (2007.07.31 11:09:50)
子供の悪いところだけに目をやってしまうと、いいところが目に入りにくくなるときがありますね。
「1日30品目、バランスよくなんでも食べましょう」という栄養指導に縛られているせいか、子供の食事に神経質な親が多いと感じます。 中にはあきらかに肥満なのに食べさせようとしている親もいるので、不思議だなあと感じます。 子供に限らず、人をまず見るときには、いいところから見てあげるといいですよね。 そのほうがじぶんも気持ちがいいなあと感じるのです。 (2007.07.31 12:16:15)
下位語、上位語が理解できるようになると、世界の秩序が見えるようになって、脳みそが混乱から抜け出すことが出来ますよね。これが理解できない子は他の教科全てが出来ないでしょうね。
(2007.07.31 14:24:57)
いろんな角度から見ることが大事なのかもしれませんね。
悪い所ばかり目について、叱ってしまいがちですが、いい所を見つけて、褒めてあげたいと思います。 (2007.07.31 16:01:37)
このような教育が本当に全ての子供達に与えられるならと言う思いが強いです。
そのような学び舎であって欲しいと願います。 (2007.07.31 16:35:04)
charberryさん
>子供だけでなく大人も、 その時の自分の都合のいいように早急に物事を結論づける傾向がありますね。 * 生活が慌ただしいからでしょうか? それも、ありますね。 < それとも、世の中が利己的になっているからでしょうか? やはり、じっくりと落ち着いて会話する、 思考するということが人間性の向上には大事だと、この記事を読んで改めて思いました。 * ソウですね。 時間、これが、決定的ですね。 だから、学校の先生に時間を上げることは、 うんと大事ですね。 それと、その中味を有効に使う為の内容が、 頭の中にあることも必要ですね。 これがないと、時間は、できたが、その使い方が無駄になる事もありますからね。 老婆心で、すみません。 ----- (2007.07.31 16:39:42)
tea*roseさん
>神は細部に宿る、という言葉をときどき思い出します。 * そうなのですか。 確かにそのようですね。 >デリケートに意思の伝達が行える、ということは、もうそれだけで、何よりも尊いことだと思います。 * ソウですね。 良く、分かります。 > >オトナが子どもを見つめるとき、それも特に親が子を見つめるときに、上位語下位語の逆転のようなものは起こりがちですね。 * これが良く、起こっているのですね。 それで、問題が、起こってしまうことも、うんとありますね。 それは、人間、全てにありますね。 親や、教員だけではないですね。 **さんは、首相を続けると言う。 これは、国民の総意が、見えないからですね。 > >ほんの小さなことで絶望してしまって投げ出すような決め付けは、 物事をきちんと捉えることでも、ずいぶん改善されていくことでしょうね。 * そうなのですよね。 だから、このことは、毎秒、毎秒の問題として、 僕等にかかっているのですね。 > >国語の授業で、まったく違う題材を通してであっても、 上位語下位語といった組み分けをする経験を持つことができると、日常さまざまなものを見つめる目をしっかり養われることと思います。 * そうですね。 この事を指導すれば、しないよりは、ずっと、良いですよね。 > >そしてそれは、人間の尊厳を互いにしっかりと認め合える成長へとつながっていくことと思います。 * 人間の尊厳ねえ、それとも関連するのですね。 > >そんなクラスには、いじめなど存在しなくなることでしょうし、 ここで学んだ子らは、 心の豊かな成長をいつまでも続けていくことでしょうね。 * だから、教科の指導をしっかりする事は、 道徳教育になると、思っています。 特設でやることは、ないと、思っていますよ。 ----- (2007.07.31 16:48:33)
みえこ55さん
>子供の悪いところだけに目をやってしまうと、 いいところが目に入りにくくなるときがありますね。 >「1日30品目、バランスよくなんでも食べましょう」という栄養指導に縛られているせいか、 子供の食事に神経質な親が多いと感じます。 >中にはあきらかに肥満なのに食べさせようとしている親もいるので、 不思議だなあと感じます。 >子供に限らず、人をまず見るときには、 いいところから見てあげるといいですよね。 * そうですね、 その上で、足りない所を見て、指摘できたら してあげると良いですね。 これは、相手を見てですけれどね。 >そのほうがじぶんも気持ちがいいなあと感じるのです。 ----- (2007.07.31 16:50:23)
かなにゃん3728さん
>多くの視点を持つ。 >色々な人の立場になって考える。 > >自戒していますが、なかなか・・・・・ * いつも、しっかりやっているではないですか。 そういわれますと、僕の方が、恥かしいですよ。 いつも、両面を出していますので、たくさん学ばせて戴いています。 > >これからも注意していきます。 * そう、取られますと、困ってしまいます。 >ありがとうございます。 ----- (2007.07.31 16:52:40)
森の声さん
>下位語、上位語が理解できるようになると、 世界の秩序が見えるようになって、脳みそが混乱から抜け出すことが出来ますよね。 * これは、すごい事を、言っていますね。 その通りですね。 < これが理解できない子は他の教科全てが出来ないでしょうね。 * 人間の発達、全てに関係するのですね。 ----- (2007.07.31 16:54:22)
ちいちゃん0156さん
>いろんな角度から見ることが大事なのかもしれませんね。 >悪い所ばかり目について、叱ってしまいがちですが、 いい所を見つけて、褒めてあげたいと思います。 * いつも、そうしているようですが、 ブログを拝見してそう思いますよ。 ----- (2007.07.31 16:55:17)
逆立ち天子さん
>このような教育が本当に全ての子供達に与えられるならと言う思いが強いです。 * そうですね。 これが、国民の願いでしょうね。 早く、このような教育が、全ての子どもに届くようにしたいですね。 それには、国民の力が、この方向に発揮される必要がありありますね。 >そのような学び舎であって欲しいと願います。 ----- (2007.07.31 16:58:06)
スポ少でいろいろな子どもたちを見てきています。
何せ、小学生の子どもですから、つい自分の感情を表に出しては、泣かせたり、泣いたりととても忙しいです。(笑) そんな時私達はいつも子供たちには、この世の中には顔も、気持も一人として同じ人がいる訳がなく、違うのが当たり前のこと。 その違う人同士が、どのようにして仲良く同じ事に向かって力を合わせて行けるか考えて、努力することが大切な事で、それが成長することだということを話すのですね。 子供たちは「ふ~ん!」と分かったような、分からないような顔をして聞いていますが、そのうち大きくなるに連れて、理解が出来るようになった時、この言葉を思い出してくれるものと思って、いい続けています。 人の子だからからか、子どもの心を覗くことは実に楽しいものです。 (2007.07.31 22:20:16)
子供だけでなく対大人でも
言葉がけ大切ですね。 (2007.08.01 05:54:18)
リエさん0037さん
>スポ少でいろいろな子どもたちを見てきています。 >何せ、小学生の子どもですから、つい自分の感情を表に出しては、泣かせたり、泣いたりととても忙しいです。(笑) >そんな時私達はいつも子供たちには、この世の中には顔も、気持も一人として同じ人がいる訳がなく、違うのが当たり前のこと。 >その違う人同士が、どのようにして仲良く同じ事に向かって力を合わせて行けるか考えて、努力することが大切な事で、それが成長することだということを話すのですね。 * ソウなんですね。 違うもの同士が、どう、手を繋いで生きていくか。 これが重要な課題ですね。 これを教えられた場合と、教えられない場合では、人間が違ってきますね。 >子供たちは「ふ~ん!」と分かったような、分からないような顔をして聞いていますが、そのうち大きくなるに連れて、理解が出来るようになった時、この言葉を思い出してくれるものと思って、いい続けています。 * それは、きっと、生きると思いますよ。 >人の子だからからか、子どもの心を覗くことは実に楽しいものです。 ----- (2007.08.01 17:42:35)
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