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カテゴリ:学校・教育原理・教育全般
1票が、こんなに力があったと感じさせてくれた選挙でしたね。 赤城大臣は、やめました。 これは、結果が、悪かったからですよね。 もし、悪くなかったら、辞めなかったでしょうね。 1票の力の大きさを見せてくれました。 教育でも先生方が・保護者が、あっちから・こっちから、 不満・意見を出しています。 ともすると、もう、出してもしょうがなり勝ちです。 そんなな時は、疲れているのですから、僕は、休みます。 休むとまた、元気が出て、言う気が起きます。 そして、また、言います。 とにかく、言い続ける事が、人間の道だと思うようになりました。 言っていますと、それが人の心をとらえれば、支持されます。 昨日、次のようなコメントがありました。 ・・・・・・・・・・・・・・ Re:文作りごっこで得られること(08/04) 逆立ち天子さん 今日先生のお仲間にはこの様に優秀な方がおられるのですねぇ。 それも子供の学びと成長に深いまなざしをもたれて為さってることがうかがえます。 (2007.08.04 15:10:36) ・・・・・・・・・・・・・・・ この中の、お仲間の先生というのは、僕らが言い続けてきたので、 それを知り、参加してきた方です。(明日・明後日が、その全国研究会です。) 特に僕ら、学校で子どもと接しているものは、子どもの立場から 言い続ける義務があると思っています。 それが、国民に対する責任だと考えます。 『千の風になって』という歌がありますが、 千の風には、まだ、早いですが、 「千の風になって言い続けていきいた」と思っています。 以前に書きましたブログ(2005・10・26)を再録しておきます。 これは、大変、これからの学校教育に影響するものだと思いますので。 それは、近いうちに学習指導要領が、変わりますが、下記の事との関係が どうなるか、その事を重要なこととして、見ているからです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ タイトルに学習漢字と出しました。(2005・10・26) これは、学力をつけるために使う必要な漢字のことです。 この必要漢字ですが、下記のように考えます。 まず、音楽・体育などの全ての教科の学習中に良く出てくる漢字語(語彙) それは、主張・結論・推定・前提・仮定・抽象・論理・客観・主観・・個別・特殊・真実・心理・発展・存在・組織・矛盾・現実・・・・・・・・などの漢字語。 これらを「学習論理語彙」と言っています。(下記の『たのしく学ぼう漢字』85p) 次は、『教育基本語彙』といって、、名前の通り、教育に必要と考える語彙です。これには、児言研の案があってそれは、下記に出ています。 『子どもが変わる漢字指導』(田村利樹・紺屋冨夫・乗木養一 編著) 下町人間研究所 ご注文は、TEL 03-3876-4779へ ところで、文化審議会で「常用漢字を読めるように」と出した答申には、次の漢字が入っています。 この常用漢字には、59年度中学校国語教科書から排除された漢字80字( ・廬 ・謁 ・帥 ・帥 ・嚇 ・朕 ・逓 ・畝 ・銑 ・逓 ・璽 ・嗣 ・屯 ・候 ・拷 ・錘 ・款 ・畔 ・猶 ・窯 ・桟 ・嫡 ・陪 ・寡 ・劾 ・繭 ・宰 ・硝 ・漸 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・) が含まれているのです。 はたして、審議会の委員は、1,945字の中の1字1字がどんな漢字か調べてみたのでしょうか。 (委員さんは、この漢字、全部、読めますか? ある有名な言語学者が、 「難しい漢字は、辞書で調べながら書いている。 と、テレビで話していとことがありますが・・・・・・。) そして、これらの漢字の読みが小学生に必要かどうか検討をしたのでしょうか。 (この委員の中には、朗読で有名になったS・T氏も入っているんですよ。) これらの漢字の読み、どう教えるのですか。 こう読みますと話すのですか。 それでは、教育者の役割は、果たせませんね。 それなら、誰だって、できますよ。 意味はどう教えるのですか。 辞書にある意味を教えるのですか。 それだけでは、子どもは、理解できませんよね。 使い方はどう教えるのでか。 ここになると、数が多くて、もう、僕にも分かりません。 このような指導をを頭に置いてこそ、案が出せるのではないですか? この案は、そのような事を 頭に置かないで、ただ、数だけ出してきたという感じがします。 とにかく、重大な局面にある学校教育です。 皆さんで考え合いたいものです。 僕らは、この事に関して、色々な所で、意見(論文)を出してきました。 そのことに関して、そちら文化審議会関係の意見(反論でもいいですよ。)を お待ちしていますのですが、 まだ、お目にかかっていないのです。 どんな意見が、来るか、楽しみにしているのですがね。 え?楽しみなんて言ってはいけませんね。 子どもは、これが、学校に入ってくると、苦しくなるのですからね。 しかし、子供の事に接している僕らは、 このことだけに関わっていられません。 今いる子どもたち、詰め込みではなく、 喜んで学習し、力が着く研究は、教師の責任だからです。 さて、本題に戻ります。 これらの常用漢字、学習の中でどう使っているでしょうか。 殆ど、使いませんね。 ですから、漢字ガ趣味でやるのならいいですが、 義務教育の中では、ここに力を入れる必要があるのかどうか、ですね。 さて、この学習に必要な漢字をどうのようにして駆使できるようにするか。 それは、使う中で・・・。という、 学習の基本原則によればいいのですね。 それによって、漢字テストなどでも、書けるようになるのすよね。 暗記するだけではなく、 数学・音楽・・・・などと同じように学習で使うことが、 大切なんですよね。 使いこなす。 それには、およその意味を把握して、 どんどん使ってみることですね。 使ってみて、正しければ自信になるし、 間違っていたら、訂正すればいいのですからね。 漢字テストのためにだけの学習にしないことですね。 その為には、どうしたら良いのでしょうか。 いつも使えるように前記の学習論理語彙は、 掲示して目に触れるようにしておくといいですね。 そして、教師も子どももこれを意識的に使うのです。 使う中でも、概念が身につくのですからね。 それから、英語科では、必要単語、何千語といって、 およその目安を作っていますよね。 これは、国語科にも必要な事ですよね。 その案としてだしたのが、 学習論理語彙であり、教育基本語彙なのですね。 よく、「赤ちゃん言葉は何時までも使うな」 と言われますよね。 これって、そうしていると、コトバの発達が遅れるからですよね。 それに子どもって、この言葉遣いをされる事を嫌がりますよね。 低学年を担任の時、 子どもが、ぐずぐずしていると、良く 「赤ちゃんですねえ」 と、言って注意をした事があります。 すると、 その子どもは、すぐにしゃんとしました。 これは、 子ども(人間)って、発達意欲がありますから、 低い扱いをされるのを嫌うからなのですね。 僕は高学年の担任をした時には、 この学習論理語彙表を、教室に常掲して置きました。 今は、コピ-機がありますから簡単にできますね。 僕の場合は、子どもに書かせました。 家庭では、このようなものを貼ったりしていますが、 何かいいアイデアが出てきそうですね。 九九の表貼りは、いい例ですね。 いいアイデアと言えば、次のは、すごいですよ。 僕が。「わ」と「は」の指導のことのヒント( ひらがなの習得で楽しく絵日記と人格形成 4・・・「お」と「を」の区別(1) )を提案しましたら、 それを元に発展させたものです。 是非、ご覧になってください。 『文日記/あっきいまだ「は」と「わ」に悩む 』 これによって、どれだけの子どもが「わ」と「は」の学習が楽になったか。 「国語って、面白いなあ」と思うようになったか。 「どのように教えたらよいのか、忙しくて、 研究する時間がない、こまった・・・」 と言っている先生の助け舟のなったか。・・・・。・・・・。 このような、アイデアは必ず生まれるはずです。 人間の力は、大きいのですから。(この項、続きます) *少しやってきた事を書かせていただいております。 それが、ちょっとでもお役にたつならいいのですが、・・・・。 ご感想・ご意見・ご批判・・・などいただけると、ありがたいです。 次に書くことに生かします。よろしくどうぞ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ このブログ、ご賛同の方は、応援クリックして下さると、うれしいです。 本日、教育ブログランキング・4位になりました。 皆様に学ばせていただきながら、ここまで来ました。 応援クリックは、下のマークです。1日1回、有効です。 下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。 * 1~6年生、揃っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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