日本の教育は、これでよいのかな

2007/09/01(土)18:17

自分の反対語は?

言語分析(文学言語理論言語日常言語)(14)

「自分の反対語は」はで、盛り上がったモアイさんのブログ 38回のコメントのやり取りがありました。 ところが、1ヶ月余も経ったのですが、結論が、出そうもないので、 モアイさんの暖かい心遣いで、生意気に、 ここで、意見を書かせていただくことになりました。 このような課題が出ると、大人でも、このように燃える。 子どもなら、なお、ですね。 この心理、教育に取り込みむことが、教育の 原点だと考えてきた今日(僕)です。 さて、この問題をご一緒に考えて戴けませんか。 この問題を考えるにあたって、世の中の物事には、 そのものの見方によって、 似ているものと 似ていないで対立的になっているものがあることを 頭においておきたいですね。 例えば人間と猿は、見方によって、似ているところがあります。(動物) ところが、人間と石は見方によっては、似ていませんよね。(動物と鉱物) このことは、コトバについても言えるのですね。 例えば、 教師・・・先生・師 私・・・自分・オレ 進歩・・・発達 美しい・・・きれい 机・・・テーブルなど ように、似ている言葉を 類義語(ルイギゴ)と僕らは、 教えています。 これに対して、 投手・・・捕手 登校・・・下校 空腹・・・満腹のように 対比的な意味持つコトバを対義語(ツイギゴ)と、教えています。 この対義語の中には、 上・・・下 大・・・小 高い・・・低い などがありますね。 これらは、はっきりと反対の語であること言えますね。 ですから、反対語と、教えています。 これには、 上・下  大・小  多・少など一語で表すもの 賛成・反対   収入・支出   間接・直接など漢字語で表すもの 不・非・無・未などを付けて表すもの(不可能・可能、協力的・非協力的・・・・・・・) 遠い・近い  売る・買うなどの和語もありますね。 * このことから反対語は、対義語の中のものと   考えれれますね。 ところで、「自分の反対語は」の問題ですが、 他人・あなた・宇宙などと、考えた方がおりますが、 自分・・・・私・僕・オレ・・・・・などは、以上からすると類義語になりますね。 では、他人・あなたはどうでしょうか。 これは、はっきり、反対とは言えないようですね。 対照(称)をなしているので、対義語に入れれば、入るのではないでしょうか。 こうしてみますと、この問題、 「自分の反対語は」という問題設定に、 無理があったようですね。 問題設定と言えば都の学力テストの問題にも、 無理があるのがありました。     ・・・・・・・・・・・・・  フイリッパさんのご意見 学力テストについては海外に出て既に5年、 子どもも小1ということで全くの浦島太郎状態ですが、 この設問は変だと思います。 3以外はどれも必要なことではないでしょうか? この中からたった一つを選び出すというのは無茶苦茶な気がします。 カレッジで英語のクラスを取った時、 新聞や雑誌に記事を載せているプロのライターをゲストに呼び、 インタビューについて伺いましたが、 1、2、4について話されていましたよ。 この設問を作られた方、 検閲(?)された方々が何も疑問を感じないことがとても不思議で また怖いです。 どうなっているのでしょか???(2007.03.12 22:18:11)      ・・・・・・・・・・ このブログ、ご賛同の方は、応援クリックして下さると、うれしいです。 小さなクリックでも,教育を良くする一歩だと信じたいです。 本日、お陰さまで、教育ブログランキング・5位に上がりました。 皆様に学ばせていただきながら、ここまで来ました。 応援クリックは、下のマークです。1日1回、有効です。 勝手なご紹介です。上記の事が載っています。【始発の反対語は】 No.1217 http://plaza.rakuten.co.jp/tomonisodatsu/diary/200707250000/   

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