2007/09/02(日)16:44
今回の中教審の方針・「言語能力の育成を重視」をどう受けとめるか
今回の中教審の方針
(・・・能力の基盤として、国語を中心とした各教科での言語能力の育成を重視・・・)
は、教育の基盤になるものですから、本当に大切にしていきたいと思います。
では、どのようにすれば大切に出来るのか、
その事を、漢字指導法研究会の全国アカデミーに参加した方のアンケートから、
見てみたいと思います。
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今まで、多くの漢字を機械的に教えていたが、
覚えるメカにズムも含め、
分かりやすく教えていただきました。
考え方も改まり、2学期からの参考になりそうです。
* このようなことは、全国的にないでしょうか。
なければ、幸いですが、このアカデミーに参加した先生の声からすると、
あると言えるようでした。
言語の教育を大切にするには、
まず、機械的な漢字指導を改める事だと思います。
その事は、次の、アンケートに出ているようです。
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漢字は、書いて覚えるというイメージがありましたが、
「話して」
「聞いて」
覚えるというのも大切だと分かりました。
* 今までの漢字学習は、何度も書いて覚えるというやり方が、
多かったと思います。
この感想は、その事を表していますね。
書くことも必要ですが、
話す(発表する)、
それを聞く
という活動を取り入れると、楽しくなるし、
理解も出来て、定着も良くなりますね。
それから、この事を通して、学校が楽しくなり、
友だち関係も濃密になりますね。
このことは、後日、触れますね。
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国語学習における漢字指導の意義、
漢字指導の本質というものに気づかされました。
視点を持って指導するか、
なんとなく指導するかは大きな違いがあると思います。
この漢字指導の意義、これも、
案外、曖昧になっているのではないでしょうか。
だから、指導書では、新出漢字の指導時間が、
設定されてないのですよね。
その大切さを認識すれば、時間は、取るはずです。
これは、買い物におけるお金のようなものですね。
(このことは、僕が指導書を書くにあたっての教科書会社との
やり取りを、このブログで、何度も書いてきました。)
続きます。
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下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。
* 1~6年生、揃っています。