日本の教育は、これでよいのかな

2008/03/01(土)16:10

「できない」の洗脳の突破、易溶性・易燃性の読みは、エキネンセイ?イネンセイ?

能力観(6)

 「できない」の洗脳の突破は、今の教育を考える時、どうしても必要なことではないでしょうか。子どもたちは、このことについて、次のように考えているからです。このブログを始めたのもそのことかを突破させたい為でした。ブログをはじめて、3日目のものを編集して、ご紹介いたします。    ・・・・・・・・・・・・・・  July 17, 2005 分からない事を自分のせいにしてしまう子・学力力向上と人格形成 [ 教育全般 ]    長い間の教師生活で、うれしかったことは、こどもが、「分かった」・「できた」という時のよろこびの笑顔に接した時でした。反対に、苦しみは、分からせる事ができなかった時の曇った顔を見る事でした。 この「分からせる事」・「できるようにさせること」について、次のように言っている意見がありますのでご紹介しておきます。    ・・・・・・・・・・・・・・ ・・・こうして(分かる・できるようにすると・・引用者)、だんだん、自分の値打ちにも気がついていくし、友だちの値打ちにも気がついていく、こうした事の一つひとつの積み上げが、 「人格の完成」をめざす「普通教育」であり、また、この点にこそ、憲法が日本の未来を託した「人格の完成」をめざす「普通教育」の真価があるわけです。        ・・・・・・・『子どもと生きる』2005年。7・8月号・東京民研・増田孝雄) また、この分からない事・できない事が、ストレスとどう関係あるかについて述べている意見がありますので、これも、ご紹介しておきます。 「『先生ぜんぜんわかんないよ』と叫ぶ子がいました。『それじゃ、わかんない原因はなんだと思う?』と生徒たちに聞いてみました。 『先生の授業のやり方が悪いから』には手が挙がりませんでした。『教科書が悪いから』には一人の子が手を挙げました。 残り30人がいっせいに手を挙げたのは、『私の頭が悪いから』でした。びっくりしました。何かあればすぐ他人のせいにしたがる子どもたちが、こと勉強については自分の頭が悪い、と思っている。 ここにストレスの根本があるのではないか、と思いました。」 (あきる野市・中学理科・雨滝洋介・『子どもと教育』45p・ルック・2005・1月号)        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えらい方が、次のように語っているのもあります。三浦朱門氏のことです。2000年7月、ジャーナリストの斎藤貴男に、新自由主義的な発想から「ゆとり教育」の本旨は"100人に2~3人でもいい、必ずいる筈"のエリートを見つけ伸ばす為の「選民教育」である事を明言(「出来ん者は出来んままで結構、エリート以外は実直な精神だけ持っててくれればいい」「限りなくできない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいいんです」「魚屋の息子が官僚になるようなことがあれば不幸になる」など)、と述べ一部に物議を醸す。[1]教育課程審議会においてゆとり教育について「私は今まで数学が私の人生に役立ったことは無く、大多数の国民もそうだろう。」と発言。ゆとり教育を推進する当時の文部事務次官の意向に沿った発言を行ない、以後のゆとり教育を加速させた。     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ このような中で、それでは、どうして、「できない」の洗脳の突破をさせるか、僕のその経験をご紹介します。ご一緒の考えていただければ嬉しいです。これも、以前のブログを編集です。      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   January 14, 2006 勉強ができ、運動ができ、・・・、心が豊かになる教育 [ 能力観 ]    昨日は、中学生が、「勉強できないのは、自分の頭が悪いからだ」と、考えている、思い込み・決め付けについてふれました。これをどう、突破するか、そのことを書いてみたいと思います。 ぼくは、走るのは、普通で,中学校で、100M,17秒台でした。これには、劣等感を持っていました。これは、速く走れないという決めつけです。でも、或る時、走るのに興味を持ち始め、何とか、公式の400Mトラックで走りたいと考えるようになりました。それが、実現してしまったのです。 その理由は、 1 高校・大学と7年間、片道、徒歩・約1時間の道を、歩いたり、自転車に乗ったりして通いました。この7年間が筋力をつけたのですね。 2 速く走るのには、どうしたらよいかを知るため、『陸上競技マガジン』を購読を始めました。速く走るコツを学んだのです。 結果は、100Mを11秒台で走れるようになりました。通っていた中学の最高記録は、13秒台でしたから、この11秒台というのは、ずば抜けた記録です。しかも、」専門は、800・1500で、その試合に出ていたのでした。(K市の記録も作りました。)今から見ると、当たり前のことでしたがあ、当時としては、先進的なことをやったのようですね。できるようになる・するには、どうしたらよいかを学ぶ・教えることなのですね。これが教育ですね。「あんたは、できないよ。」ということは、教育ではないですよね。できないと思いこんでしまった子には、その突破の方法を教えることですね。できるようになる心構え・そのコツを教えること、これが今、大切な課題だと思います。次回は、別の勉強のことでこのことを考えてみます。 こんな今日さんのブログを応援してくださる方は、 下のマークをクリックして下さると、うれしいです。   * 易溶性・易燃性の読みは、エキネンセイ?イネンセイ?については、下記の27日のブログのコメント欄にご意見をお願いいたします。  February 27, 2008 「易溶」と音訓同時指導・新学習指導要領 [ ・漢字指導 ]     下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。上の意見を詳しく書いています。 * こちらは、1字・1字の指導の練習帖です。 1セット5過程に基づいた展開になっています。 1~6年生まで揃っています。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る