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カテゴリ:学校・教育原理・教育全般
子どもは、発展途上ですから、いっぱい、間違えをします。大人だってしますね。そのような場合、どのように対処したらよいでしょうか。本日は、子供が書いた文作りを例に考え合ってみたいと思います。よろしくお願いいたします。 これは、このブログの応援クリックマークです。ご面倒でしょうが、応援 戴けますと、うれしいです。
下の文は、秒を1セット5過程で、学習して、最後に、子どもが、自分の頭を使って、自分で文作りをしたものを書いたものです。 先ず、始めに、「私は、1M走るのに10秒です。」について、考えてみたいです。内容から言って、1M走るのに、10秒というのは、不自然ですね。 この時、どのような対処をするか、その指導が問われていますね。 僕の意見です。この子は、秒を使って、5つも文を書いています。まず、その積極的な姿勢に共感し、喜んで上げるといいのではないでしょうか。 これなしに、「1M,走るのに10秒もかかるって、間違っているよ。」と言ったら、子供は、もう、やる気をなくしてしまうでしょうね。 では、この間違いを、どうなおすかです。 この文を、発表させ、話合わせると、友達から、 「1M走るのには、10秒は、かからないよ。」という発言があると思います。このやり方で、秒という概念の認識が、クラス、全員のものになりますね。 次のを見てみましよう。 「わたしは、80Mを走るの約、40秒です。」とありますが、上記の話合いをしてれば、これも訂正されますね。それで、秒の認識が、一段と具体的になっていきますね。
次に、「国語で、文章を読むとき、約1フン10秒です。」「いつも、わたしは、7時30分25秒ぐらいに起きます。」 とありますが、このことについてです。 これも、秒の使い方が、おかしいですね。日常、大人は、このようには、使いませんね。でも、この子は、秒を学習して、このように文の中で使ってみたかったのですね。 だから、それは、間違いだと、否定してしまったら、この子のやる気をそいでしまいますね。「たくさん文を考えて、書いたね」言う言葉かけをしたおきたい今日(さん)です。 その内容については、発表させ、話合いをさせると、友達から 「そういうゆ使い方は、普通しないよ。」 という意見がでるでしょうね。それで、秒の使い方の認識が深まりますね。 これが、学習ですよね。
さて、東京の教育についてですが(東京の教育を考える校長・教頭経験者の会)の会報『ひとなす』NO2からの抜粋を下記に載せます。 東京の教育の静かな崩壊とありますが、これは、僕も実感しています。静かどころか、音を立ててと今日(さん)は、言いたいです。そのことを黙っていられないので、このブログを始めたのです。ワープロも使えなかった今日(さん)が、始めたのですよ。 周囲は、「なぜ、その年になってパソコンを・・・」言ってきました。 みんなで考えたかったからです。
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下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。上の意見を詳しく書いています。
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