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カテゴリ:説明文の読解
自立した人間を作ることが教育の一つの仕事だと思います。それには、考える子どもを育てることだと思います。このことと関連させて、説明文の指導について書いてみます。ご一緒にお考え戴けますとうれしいです。 左記は、応援マークです。クリックすると、応援になり、どのような教育ブログが、書かれているか、一覧できます。これは、日本の教育の現状を知る資料になります。クリックして、戴けますと、うれしいです。 『さけが大きくなるまで』に、次のような文章と画像がのっています。
ここの段落では、<50センチほどの穴を掘る>とあるのですが、子どもは、 「縦は、何センチかな?横は、何センチかな?」と、疑問を持ちます。この疑問が出るようにする指導、これが、説明文の指導では、大切なことではないかと、前回、書きました。 その為に、思った事・疑問を出し合う時間を設定することが説明文の授業では必要だとも書きました。 次の段落の文章を見てみましょう。
ここでは、「あかいぐみの実のようなものは、なぜついているのか」子どもたちは、疑問を持ちます。その疑問を考え合い、調べていくと、この説明文のねらいが読み取れるのではないでしょうか。 この説明文の読みは、さけの一生の生物学的研究ではないのですが、子どもが疑問に思ったことを調べていくことは、説明文指導の目的の一つではないでしょうか。 思った事・疑問を大切して、それを追及していく。この中で、考える子どもができるのではないでしょうか。それは、考えて、追求し、分かると楽しくなるからではないでしょうか。 話は、それますが、教育勅語があった時代の教育では、この考える教育は、皆無でした。考えない教育をしていたのでした。 しかし、そのような考えない教育が、まだ、まだ、いろいろな分野で、たくさん残っていることは、確かです。このことも国民の責任として、考えていきたいものです。
* この考えは、下記の研究会の本などを参考にしています。 表現よみ総合法教育研究会 http://hyoukyouken.gooside.com/
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