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カテゴリ:文学文の読解
文章の中に、難語句がいくつかあると、その文章の読解は、正確には、できないですよね。この難語句の指導、どうしたら良いか、ご一緒にお考え戴けますとうれしいです。 昨日の実践報告の続きですが、難語句をどう指導しているか、その質問が出ました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ A先生「範読をして、それを聞いた後、難語句を出させています。」 Bさん「それでは、難語句が見つからないのではないの?」 Cさん「英語のリーダーを範読されて、さて、難語句は?と、聞かれても、すぐには、言えないですよ。」 Dさん「だから、子供,一人、ひとりに、自力で読ませて、難語句があったら、線を引かせるなりして、自分で、見つけさせるといいのではないかな。」 Eさん「子どもによって、読解の速さが、違うのだから、教師の範読の後、一斉に難語句を聞くのは、無理があるね。」
この話し合いで、A先生は、難語句の指導についての方法を身につけたようです。一緒に参加していた若い先生も、「勉強になっ。」と言っていました。 こうして、難語句が見つかったら、中学年からは、辞書で調べられますね。
ここに出てくる4年生にとっての難語句・・・・・・百姓・いちじく・家内・お歯黒・かじや・かみをすく・のぼり・赤いいど・かまど 最後に、Kさんから 「 これらの難語句の中のおはぐろ・赤いいどは、教師が説明をしないとならないですね。当時の時代背景があり、これは、しかも、この作品を読解するのに重要で、子供だけの力では、深めるのがむずかし過ぎるから・・・・・・・。」 という意見が出されました。一同、納得しました。
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* これは、下記の研究会の本を参考にしています。 表現よみ総合法教育研究会 http://hyoukyouken.gooside.com/ これは、4年生です。『ごんぎつね』などの教材研究・指導計画・指導案・実践記録を載せました。 東京都日野市立南平小学校4年生の表現よみとその指導者・田村 操さん朗読がCDで、入っています。この本は、楽天以外では、下記でも、ネットで購入できます。 本書は、楽天以外では、下記で購入できます。 books or.jp 書籍ドットコム セブン アンド ワイ ルック(楽天ブックス) 紀伊国屋書店 book web Syodana.jp Amazon.co.jp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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なるほど、こういう経験をしてから辞書との出会いがあれば、身を持ってその必要性が分かりますね。
素晴らしい布石と思います。 では今日も応援して行きます。 (2009.02.22 18:30:43)
”鉄漿=お歯黒”、”鍛冶屋”、”竃”などは現代では数少ないですが残っている鍛冶屋や竃を除けばお歯黒は完全に過去のものですから、子供達に説明するのには、まず歴史的な背景から説く必要があるでしょう。
と、なれば漢字として学ぶ必要性に疑問も湧いてくるのですが。 (2009.02.22 21:01:08)
こんばんは
辞書と先生からの説明でのダブルで理解ですね。 (2009.02.22 21:09:45)
「ごんぎつね」は、昔話で方言も入っているので、実は子どもが読み解くには難しい話だと思います。
3年生から国語辞典を使いますが、「わからない言葉調べ」と言って、「分からない言葉」を書き出させても、子どもたちのほとんどは「ない」、と言います。 でも、こちらから、「この言葉はどういうこと?」とつっこむと、説明できません。 少なくとも、辞書を使い始める3,4年生には、語句を指定して調べさせないと、「何が難語句か」すら分からない子がほとんどなのです。 辞書を引くことは覚えても、引くべき言葉を見つけることができなくては、子どもが自ら深めていくのは不可能だと思っています。 (2009.02.22 21:34:25)
こんばんは。
中学校の英語科の授業ではフラッシュカードと場面設定のためのPC(ピクチャーカード)は必需品のようなものなのですが、小学校の国語の読解の授業ではあまの使わないのでしょうか。時代や文化的背景が現代のものとあまりにもかけ離れていると、子供さんたちは辞書を引いても理解できないという問題も出てくるように思うのですが…。 この段落の場面を描いた絵を提示しておいて、「お百姓さんはとの人?」「かじやさんは?」と発問しながら教師と子供さんとの自然なやり取りの中で進めると抵抗なくスーッっと吸収されていくように思うのですが…。 ポチ応援です。 (2009.02.22 21:49:51)
時代背景にある言葉については、その時代を知らない子どもに理解は無理ですね。
きちんとした説明が必要と思います。 これらは、子どもの家庭環境で理解度も違ってくる事かも知れませんね。お年寄りと一緒に住んでいるとか、土地柄というところもあるかもしれませんね。 (2009.02.22 21:57:53)
とにもかくにも一番大切なのは、先生達が子どもの立場に立ってこのように話し合うことですよね。
このようなことが全ての科目において、全ての学校で日常的に行われるようになったら「教育革命」が起きますね。 (2009.02.23 05:34:10)
難語句は説明しないと分からないかもしれませんね。意味が分からないと、読解できませんから。今演劇ナレータの稽古で朗読やり始めましたが、意味が分からないから、語ろうにも雰囲気出してかたれないのです。だから分からない語句があれば指導者に聞いてます。ごんきつねはかわいそうですね。ごんぎつね、ってなにがいいたいのでしょうか。もちろん悪いことをすれば、自分に跳ね返ってくると言うことはもちろんですけど、病気の親にうなぎ食べさせれなくて、親が死んだのは、それをきつねのせい?まあわからなくもないですが、やっぱりごんきね嫌い。ついでにフランダースの犬も、フランダースの犬なんて努力しても報われない、みたい内容じゃあないですか。フランダースの犬がハッピーエンドならいいのですが。カチカチ山とはなさかじいさん、したきりすずめがわかりやすくて私は好きです。物語については個人的な意見を長々とかかせてもらいまいした。気にしないでください。
(2009.02.23 10:48:12)
Good afternoon.
相互応援が日課です。 あなたのために わたしのために みんな幸せ笑顔のブログ! Have a fantastic day. See you soon. Thanks. (2009.02.23 13:18:43)
神風スズキさん
>Sunday だって応援は応援! >長崎は小雨で肌寒いです。 >お互いに体調管理を! >Thanks. * そう、体調、管理ですね。 ----- (2009.02.23 18:21:34)
itchannさん
>なるほど、こういう経験をしてから辞書との出会いがあれば、身を持ってその必要性が分かりますね。 * そう、身を持ってですね。 >素晴らしい布石と思います。 > >では今日も応援して行きます。 ----- (2009.02.23 18:22:10)
yasu41asyさん
>こんばんは >いつもありがとうございます > >イチジクやウラは漢字で書くと難しいですね >私はカタカナで書いてます * そう、無理することは、ないですね。 それが、便利ならね。 > >ポチッと2個応援です ----- (2009.02.23 18:23:04)
yasu41asyさん
>こんばんは >いつもありがとうございます > >イチジクやウラは漢字で書くと難しいですね >私はカタカナで書いてます > >ポチッと2個応援です ----- (2009.02.23 18:23:14)
つぼんち16さん
>こんばんわ > >挨拶にたちよりました > >カキコ・ランクリありがとう > >ランクリしてもどります ----- * いつも、ありがとうございます。 (2009.02.23 18:23:43)
逆立ち天子さん
>”鉄漿=お歯黒”、”鍛冶屋”、”竃”などは現代では数少ないですが残っている鍛冶屋や竃を除けばお歯黒は完全に過去のものですから、子供達に説明するのには、まず歴史的な背景から説く必要があるでしょう。 * そうなのですよね。 >と、なれば漢字として学ぶ必要性に疑問も湧いてくるのですが。 * そう、ひらがなでもいいですね。 ----- (2009.02.23 18:24:37)
ふにふに。。さん
>「ごんぎつね」は、昔話で方言も入っているので、実は子どもが読み解くには難しい話だと思います。 * そう、難しいですよね。 作品は、いいですがね。 >3年生から国語辞典を使いますが、「わからない言葉調べ」と言って、「分からない言葉」を書き出させても、子どもたちのほとんどは「ない」、と言います。 * それさえ、分からないのでしょうか。 >でも、こちらから、「この言葉はどういうこと?」とつっこむと、説明できません。 >少なくとも、辞書を使い始める3,4年生には、語句を指定して調べさせないと、「何が難語句か」すら分からない子がほとんどなのです。 * そうですか。 僕らの研究会では、自力で探させていますがね。 >辞書を引くことは覚えても、引くべき言葉を見つけることができなくては、子どもが自ら深めていくのは不可能だと思っています。 * そういう子も、いるでしょうね。 ----- (2009.02.23 18:27:43)
2525pyontaさん
>こんばんは。 > >中学校の英語科の授業ではフラッシュカードと場面設定のためのPC(ピクチャーカード)は必需品のようなものなのですが、小学校の国語の読解の授業ではあまの使わないのでしょうか。 * 僕らは、模造紙にその時間の教材を書いて、それで、やっています。 < 時代や文化的背景が現代のものとあまりにもかけ離れていると、子供さんたちは辞書を引いても理解できないという問題も出てくるように思うのですが…。 * そうですね。 > >この段落の場面を描いた絵を提示しておいて、「お百姓さんはとの人?」「かじやさんは?」と発問しながら教師と子供さんとの自然なやり取りの中で進めると抵抗なくスーッっと吸収されていくように思うのですが…。 * 絵や、画像、必要ですね。 > >ポチ応援です。 ----- (2009.02.23 18:30:22)
リエさん0037さん
>時代背景にある言葉については、その時代を知らない子どもに理解は無理ですね。 >きちんとした説明が必要と思います。 > >これらは、子どもの家庭環境で理解度も違ってくる事かも知れませんね。お年寄りと一緒に住んでいるとか、土地柄というところもあるかもしれませんね。 * そうですね。 だから、その違いに合わせたしどうが、必要ですね。 ----- (2009.02.23 18:31:39)
森の声さん
>とにもかくにも一番大切なのは、先生達が子どもの立場に立ってこのように話し合うことですよね。 > >このようなことが全ての科目において、全ての学校で日常的に行われるようになったら「教育革命」が起きますね。 * そうですね。 これを、どうつくるかですね。 ----- (2009.02.23 18:32:25)
ゆうこ8838さん
>難語句は説明しないと分からないかもしれませんね。意味が分からないと、読解できませんから。 < 今、演劇ナレータの稽古で朗読やり始めましたが、意味が分からないから、語ろうにも雰囲気出してかたれないのです。 > だから分からない語句があれば指導者に聞いてます。 > ごんきつねはかわいそうですね。ごんぎつね、ってなにがいいたいのでしょうか。もちろん悪いことをすれば、自分に跳ね返ってくると言うことはもちろんですけど、病気の親にうなぎ食べさせられなくて、親が死んだのは、それをきつねのせい?まあわからなくもないですが、やっぱりごんきね嫌い。 ≫ついでにフランダースの犬も、フランダースの犬なんて努力しても報われない、みたい内容じゃあないですか。 > フランダースの犬がハッピーエンドならいいのですが。カチカチ山とはなさかじいさん、したきりすずめがわかりやすくて私は好きです。 < 物語については個人的な意見を長々とかかせてもらいまいした。気にしないでください。 * いろいろ、この感じ方を出しあう、これが文学の読み方になりますよね。 ----- (2009.02.23 18:35:51)
神風スズキさん
>Good afternoon. >相互応援が日課です。 >あなたのために >わたしのために >みんな幸せ笑顔のブログ! >Have a fantastic day. >See you soon. >Thanks. ----- * お元気ですね。感謝。 (2009.02.23 18:36:39) |