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カテゴリ:自己肯定感
その人が、しっかりしていれば、自己肯定感を持てるというような論調がありますが、このことについて、考えてみたいと思います。 自己肯定感を持って生きる、そのために努力することは、当然です。しかし、努力しても自己肯定感自己肯定感を持てない時があるのではないでしょうか。 本日は、このことについてご一緒にお考え戴けますとうれしいです。 これも、僕の例です。以前、親しくお付き合いしていた方(Aさん)がおりました。あることで、意見の食い違いが、起こりました。 すると、Aさんは、ご自分の意見を理解してもらおうと思ってか、同じようなことで、何度も、何度も電話してくるのです。僕の考えもありますから、その都度、それを言います。 でも、堂々巡りです。 時には、夜中のこともありました。これが、1か月ほど続きました。 それで、僕は、疲れてしまました。最高血圧が90前後になってしまいました。これでは、こちらの命が危険です。 このあることは、客観的に見て、どちらの意見が正しいのか、それは、分かるのでしょう。でも、その解決の仕方が、あまりにも性急なので、こちらも、その対応で疲れてしまいました。 僕の自己肯定感は、どこかに行ってしまって、神経過敏な僕になっているのです。 で、その対策として、Aさんとの関係をしばらく、お休みすることにしました。 すると、Aさんからの連絡がなくなり、だんだん平静な生活が送れるようになりました。 自己肯定感は、他との関係で、無くなってしまうことがあるのですね。 今、派遣労働者の首切りが横行しています。会社の経営がまずくなったのは、労働者のせいではないのに、首切られる。労働者は、会社で働いてきました。 首切りの後、食うこともできなくなったら、その時、その労働者は、一時は、自分の無力さを感じ、自己肯定感どころか、命が危なくなりますね。 せめて、働いて食っていける社会を、そこから、自己肯定感が、生まれるのでしょうね。 ここで、自己肯定感については、終わります。 長い間、お付き合いくださいまして、ありがとうございました。
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1セット5過程に基づいた展開になっています。 下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。アマゾンの漢字教育の部で、本日も、売れ行き1位でした 国字問題研究会・漢字指導法研究会 http://members.jcom.home.ne.jp/kotoba/kokuziken-index.html
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社会がどうの景気がこうのと言われたって、いきなり仕事を失ったら誰だって自分の存在の軽さに愕然とします。真っ当に働いて暮らす権利の保障って大事です。そう思います。
(2009.03.03 20:03:21)
こんばんは
アメリカの風邪が世界中に急激に廻りましたね。 本来は労働者でなく経営者が責任取らないといけないのにとかげの尻尾切りで上はぬくぬく下は…では割りが合わないですよね。 アメリカの3大モーター会社の経営陣が顕著たるものですね。 発想の転換必要ですね。 (2009.03.03 21:05:12)
昨日でしたか。新聞の投書で
「商品の質や値段だけでなく、派遣切りの事も考慮して選びたい。派遣社員・ひとを大事にしない企業が、消費者に優しい商品を作れるはずも無いですし。」 と言う趣旨のものを見ました。 そうですね。その通りですね。 再見! (2009.03.03 21:16:24)
自己肯定感とは生活を立脚していけるだけの胆力に行き着くということかなと思います。
かなり多くの方が、首切りで安らかな生活すら奪われていく現実、 教育が担う使命は大きすぎるのかもしれません。 今日も応援です。気付きをありがとうございました。 (2009.03.03 21:17:45)
こんばんは “しょう”です。
記事で述べておられることに深く賛同いたします。 私も応援します。 ところで、NHKスペシャル『ワーキングプア(解決の道)』はまさにこの問題を見事に描いていたと思います。 以前のブログ記事でまとめましたので、よろしければご一読ください。 http://plaza.rakuten.co.jp/shchan3/diary/200712220000/ (2009.03.03 21:34:50)
戦乱の世ならば、そのようなことがあっても疑いませんが、平時において働く場所を失って(奪われて)今日のいのちも支えがたいという社会は異常です。
大企業優先の時代の終焉を物語る世界です。 経済界の責任ある人々の猛省を促したい。 (2009.03.03 21:59:03)
こんばんは。
その通りですね。まさに衣食足りて礼節を知るです。 目の前の利益最優先の世の中から、五年後、十年後の姿をお互いに信じあって、お互いに努力しようとする社会に変えていかなければなりませんね。 いろいろ考えさせられるテーマでした。 ポチ応援です。 (2009.03.03 22:26:41)
私に起る自己肯定感、否定感は、何かをしようとしてそれが出来なくなりつつあるときのいらいらの時。
ストレスとなって自分を責めたくなってしまいます。 それがどうしても出来ないとあきらめたとき、それに都合の良い言い訳をつけて気持ちを軽くしようとしてしまいます。 ある意味、自分を納得させて楽にしようとするそこに一種自己肯定感らしきものが湧いてくるのですね。 これって、どちらにしても自己本位からくるものですね。 (2009.03.03 23:24:32)
お久しぶりです。
終身雇用制が崩壊してから、労働者全体の自己肯定感が阻害されている気がします。 リストラにあってしまった人はもちろんですが、 隣でまじめに働いていた人がある日いなくなったことを その同僚がどのように受け止めるのでしょうか。 やっぱり自己肯定できなくなるでしょうね。 リストラを言い渡す人の中にも良心をさいなまれる人もいるでしょう。 竹中平蔵氏が出演していた久米宏の番組で 社員が一丸となって働き、生活を謳歌している 中小企業が紹介されていました。 ふた昔前には日本中にこういう会社があったと思います。 なぜこういう社会にしてしまったのか検証して、 できるだけ早い時期に軌道修正するべきですね。 政争に翻弄されている暇はないと思います。 (2009.03.04 08:58:19)
できるかぎり首切りはしないでもらいたいと思います。
しかし、いわゆるフリーランスで仕事をしている方達は、元から「この仕事が終わったら必ず次の仕事があるかどうかわからない」状態で、「自分で仕事を開拓してきた」とおっしゃいます。 社員の方も、この心構えは持つようにしていかなくてはならないでしょう。 (2009.03.04 11:37:27)
こんにちは(*´∀`*)ノ
どんなに努力をしても自己肯定感を持てない時もありますね・・ いろいろと考えさせられました。 応援ポチっとして帰ります。 (2009.03.04 13:50:13) |