「漢字の筆順ですが、一部、自分たちが小中学校で習ったものと違うものが
かなりあるようで、息子に教えるときに驚いたことがあります
いったいこれは どうしてなんでしょうね・・・応援です。」 pippianoさん (2009.04.03 17:37:20)
・・・・・・・・・・・・
という、コメントを戴きました。このことを、新学期でもありますので、考え合ってみたいと思います。よろしくお願いいたします。
いつも、応援ありがとうございます。本日も、下記の応援のマークをクリックして、戴けますとうれしいです。
人気blogランキングへ
毎日、書く文字です。筆順は、一定していたほうが、便利ですよね。
毎日、書く文字です。筆順は、一定していたほうが、便利ですよね。
その為に、『筆順指導の手引』(昭和33年・文部省)が出ています。
「6年生の子供なんですが、漢字を書いていたんですよ。
なんという漢字になるのかなあと、思って見ていました。
点から書きはじめ、4つ点を書き、・・・、・・・、・・・・。
最後は、馬という漢字になったんですよ。」
という話を聞いた事があります。
これは、書き順の指導が、
徹底されてないことによるのですね。
馬を点から書きだして、馬の漢字にしていくって、
基本的な書き順で書くより難しいですよね。
だから、そういう意味で、漢字の書き順の基本的な原則を
理解して、身に付けておいた方が良いのではないでしょうか。
これは、ヒットを打ったら、1塁に走って行くという
野球のルールみたいなものですから、だれでも、理解でき、実行に移せますよね。
ところが、それが出来てない。
その為に、めちゃくちゃに書いたりしている。
何と、人間の能力を無駄にしている事でしょうか。
そこで、このルールを学習する為に
この事を2回に分けてご紹介致します。
ここでは、大原則を2つご紹介致しました。
この上から下へ・左から右へは、
ひらがな・カタカナの場合でも同じですよね。
だから、ひらがな・カタカナが手首化されていれば、
このことは、簡単に出来ているはずですがね。
馬という漢字を、点から書き出した子は、このひらがな・カタカナの
手首化がどうなっているか、疑問ですね。次のようなコメントを戴きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ごぶさたしました。
今日さんこのブログに出会うまでは、自分なりにやってきたとはいえ、
漢字のあまりの定着率の低さに、「まずは書けること」を目標にやってきました。
1年生でひらがなを教えるとき、書写のときだけは書き順、止めはね払いを徹底しました。
すべての漢字をいつも書き順まで指導するには、書く過程も見なくてなりません。
ですから、1セット5過程を丁寧やらないといけないのです。
でも、ひらがな、カタカナの時点で徹底する
と、漢字を書くときに、基本(横線は左から、画の折り方、などなど)をもとに、
書き順にも意識するようになることが分かりました。
今年も算数の少人数担当です。でも、今日さんのブログはすべての教科の基礎に通じていると思います。ふにふに。。さん
(2009.04.03 05:04:15)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
原則1・2・3は、
横画が先、
横画が後、
中が先
のものをご紹介いたしました。
原則4・5・6は、
外側が先、
左は払いが先、
貫く縦画は最後、
をご紹介致しました。
これは、子のような書き順にすると、書きやすいから、
学校では、このように指導をすると良いという、
手引きなのですね。
確かに、このようなものがあれば、子供達も、
先生も指導しやすく、転校しても通じますね。
次回に続きます。
この記事に対するコメントなどお寄せください。そして、下のマークをクリックして応援して、下さると有り難いです。
人気blogランキングへ
下記の本は、僕らがまとめた漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。アマゾンでは、漢字教育の部で、売れ行きが本日は、1位です。楽天では、売り切れですが、手配をしています。
国字問題研究会・漢字指導法研究会
http://members.jcom.home.ne.jp/kotoba/kokuziken-index.html
* こちらは、1字・1字の指導の練習帖です。僕らが、作成したものです。
1セット5過程に基づいた展開になっています。
1~6年生まで揃っています。元・A教科書編集部長・現場教師が作ったものです。A教科書編集部長さんは、長年、国語教科書の編集にあたっていて、漢字指導のあるべき姿を追及していました。その中で、僕らの考えに共鳴してくださいました。