日本の教育は、これでよいのかな

2009/04/06(月)18:05

漢字の筆順(2)・文科省・教育委員会が『筆順指導の手引』(昭和33年)の配布を全教師に

・・・筆順(14)

 ヒットを打ったら、3塁ではなく、1塁に走ります。これは、ルールだからです。筆順も、このようなものではないでしょうか。ところが、この筆順が、できてないことが、見られます。それは、その筆順指導の元になっているものが、先生方の手元に配布されてないことが、大きな原因だと思います。卒業式で、教師が『君が代』を歌う声の大きさ・口の開け方まで調べている教育委員会があるとのことですが、それより、この『筆順指導の手引』(昭和33年・文部省)の配布をして欲しいものです。いつも、応援ありがとうございます。本日も、下記の応援のマークをクリックして、戴けますとうれしいです。   人気blogランキングへ 昨日に続いた筆順です。 文部省の『筆順指導の手引き』をご紹介し、私見を書かせていただきます。 原則7は、女・子・母・舟などの貫く横線は、 最後に書くという原則です。 但し、世だけは、例外で、先に書きます。これは、その方が、 書きやすいからでしょうね。 原則8は、横画と左払いの関係からの書き順です。 右・有・布・希のように横画が長く、 左はらい短い字では左払いを先に書きます。 左・友・存・在・抜のように横画が短く、 左はらいが、長い字では横画を先に書きます。 最後は、特に注意すべき書き順です。 これは、今まで、広く用いられていた筆順が、 2つ以上ある場合、どちらをこの手引きでは、とっているかという 説明です。 ですから、教科書は、 この手引きの立場をとっているのでしょう。 よく、「それは、私が習ったのと書き順が違う。」 というのは、ここから、出てくるのではないでしょうか。 この説明のように、どちらが、間違いと言う事は、ないのですね。 以上のような文部省の『筆順指導の手引』(昭和・33年)があります。 この手引きが、特に難しいと言うことではないですね。 低学年のうちに、時間をかけて、新出漢字の指導の時に 指導すれば、めちゃくちゃな書き順にはならないはずです。 「ヒット打ったら一塁に行くのだよ。」と、 教えれば、全員の子が、そうします。 この記事に対するコメントなどお寄せください。そして、下のマークをクリックして応援して、下さると有り難いです。   人気blogランキングへ下記の本は、僕らがまとめた漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。アマゾンでは、漢字教育の部で、売れ行きが本日は、1位です。楽天では、売り切れですが、手配をしています。 国字問題研究会・漢字指導法研究会 http://members.jcom.home.ne.jp/kotoba/kokuziken-index.html   * こちらは、1字・1字の指導の練習帖です。僕らが、作成したものです。 1セット5過程に基づいた展開になっています。 1~6年生まで揃っています。元・A教科書編集部長・現場教師が作ったものです。A教科書編集部長さんは、長年、国語教科書の編集にあたっていて、漢字指導のあるべき姿を追及していました。その中で、僕らの考えに共鳴してくださいました。 

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