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カテゴリ:・・・抽象漢字の指導
原っぱの「原」は書けるのに、抽象漢字の原理の「原」は、なぜ書けないか。 そのことを、今回は、考えてみます。 人気blogランキングへ 左記のマークをクリックして応援して 戴けますとうれしいです 先ず、始めに、良く、例として使った、象と現象の象のことです。 象だけだと書けるのに、抽象漢字の現象の象は、書けないのですね。これは、下記の画像で説明しますね。 (例解 学習漢字辞典 藤堂明保編 小学館) この象には、姿という意味があることを、丁寧に指導してないからなのですね。このことが研究の中で、最近、やっと、分かったことなのですよ。この姿の意味があるということが、指導されれば、抽象漢字の表象・現象・・・・・などの象を使った漢字語の意味は、だいたい、推察できますね。
では、原っぱの原は書けるのに、抽象漢字の原理の原は、何故、書けないのか、そのことを考えてみます。 各学年・ルック・最下欄でご紹介しています)からです。
(研究会員の乗木 養一作成・『子どもが変わる漢字の指導』より・下町人間総合研究所) 覚えやすいかどうかの観点から言いますと、原っぱ原の方が覚えやすいですね。見えますからね。ところがもとの意味というのは、頭の中だけで理解する言葉(これを抽象語といいますね。)なんですね。だから、覚えにくいのでしょうね。 で、以上のような指導の上に、どうすれば抽象漢字が身につくか、そのことを次回考えてみます。よろしくお願いいたします。 このブログ、ご意見・感想をお寄せ下さい。直接の返信は、していませんが、ぼくは、勉強させて戴いております。感謝です。 そして、下のマークをクリックして応援して、下さると有り難いです。下記の本は、僕らがまとめた漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。アマゾンで は、漢字教育の部で、売れ行きが本日も、1位です。
国字問題研究会・漢字指導法研究会 http://members.jcom.home.ne.jp/kotoba/kokuziken-index.html
こちらは、1字・1字の指導の練習帖です。僕らが、作成したものです。 基本的なことが、書いてあります。この基本は、重要です。漢字指導の羅針盤のようなものです。 それをもとにした実践は、本書に書かれているより、かなり進んでいますが・・・・・・。
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