日本の教育は、これでよいのかな

2010/07/25(日)16:57

作文力向上には三大ニュースの導入・PISAショックから立ち上がれ

・・・作文・三大ニュース(6)

  それまでの作文教育で、僕は、僕が題を決めて(遠足、運動会など)子どもに書かせていました。そうすると、これが、いやがる子どもは、必ず出て来ました。そうではなく、子どもが書きたいことを書かせる、これが喜んで書き、書く力も着け、本当のことが書けるようになることを、先輩の小林喜三男(元・児言研委員長)から、教えられました。氏は、お孫さんの指導でそのアイデアを考え着いたのです。 この方法を実践して見ると、子どもは、喜んで書き、作文力が着くことが分かりました。で、この方法を実践した先生からも、効果的な方法だという報告を受けるようになりました。作文に限らず、人間、やりたいことをしたいですよね。これは、その心理なのでしょうね。本日は、その方法をご紹介いたします。  人気blogランキングへ   左記のマークをクリックして応援して くださるとうれしいです  2009.06.26( のブログを編集してご報告いたします。) <テーマのある作文の指導 を書く> テーマ(あるまとまったこと)のある文章を書く指導。これはどうしたら良いのでしょうか。   テーマのある文章を書く。それは、自分の興味・関心と関連あることを書くといいのですね。 それには、自分のニュースを1か月ほど、書き続けると、その中で、一番、興味・関心のあることが、見つかりますね。で、毎日、書く自分のニュースですが、これは、その日の自分の関心・興味のことなのです。 下記は、3年生のA君が書き綴ったその日の三大ニュース(3つのニュース)です。      ・・・・・・・・・・・・・ 7月13日    おぼんおこと  ◎おじいちゃんのおはかのそうじをした                 こと   くわがたのこと 7月14日    やきゅうをしたこと  ◎ゲームウオッチをしたこと         くるみをたべてこと 7月15日    プールにいったこと  ◎くわガたのけっとう そうじ ・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・省略 ・・・・・・・・・・・・・・ 7月21日  あさのこと ◎うみのこと はやくおきたいこと ・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・ 7月24日  ひろきとあそんだこと  プールのこと ◎つかれたこと      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここに書かれたニュースは、A君がその日に社会や自然に関心を持ったことを書いていますね。そこに心が動かされたのですね。 このように長期のニュースから、一番書きたいことを選んで書くと、テーマのある文章が書けるのですね。実際、僕の指導では、こうして、すべての子どもが、テーマのある文章を書くことができるようになりました。 この事を指導をしておくと、高学年・中学校・高校・大人でも、このことは応用できますね。 ですから、こういう指導をすると、作文の時間になって、書くことがないという子は、いなくなりました。 このような指導しないで、いきなり、「テーマのある文章を書こう。」 というと、「先生、書くことがないよ。」と、言われるのですね。 以上のようにして、書くことが決まると、子どもにとっては、一番、心にひびいたことですから、書くことを強制されて書くのと違って、進んで書けるようになりますね。 * この事は、次でも紹介されています。  『誰もが作文を書けるように』http://edupedia.jp/index.php?plugin=attach&refer=%BC%E7%BD%D2%A4%CE%B4%D8%B7%B8%A4%C8%A5%C6%A1%BC%A5%DE%C0%AD&openfile=sakubunsidot.pdf * 書きたい時に、書くことができる、この力を着けることは、義務教育の課題ではないでしょうか。この力が、今、すべての子どもには、ついていないのですね。 本日のブログ、ご賛同の方は、応援クリックして下さると、うれしいです。 皆様に学ばせていただきながら、ここまで来ました。 応援クリックは、下のマークです。1日1回、有効です。   人気blogランキングへ

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