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カテゴリ:誰もが書ける作文教育(文ちゃん人形)
意見文・感想文・理論文は、 ・書く人の意見であり・ 書く人の感想であり ・書く人の理論です。 これは、事実を書くのと、ちょっと違います。 そのことをわきまえて、指導すると、すべての子どもが、意見文・感想文・理論文を書けるようになります。 ご一緒にお考えいただけますとうれしいです。 * 下のマークをクリックして応援して、下さると有り難いです。 子どもは、(大人もですが)・・・・を見た。・・・・を聴いた。・・・・を食べた。・・・を読んだ。 などのことを話す・書くことはは、割合、楽にできます。
ところが、 ・・・についてこう思った。 ・・・・についてこう考えた。 ・・・・に反対だ。 ・・・・に賛成だ。 などの自分の思い・考え・意見などを言うのは、ちょっと、難しくなります。 それは、そういうことを言うのには、慣れていない。 そういうことを言うのは、恥ずかしい。 その考えは、間違っていると否定されるのではないかという不安な気持ちがある。 などが、無意識のうちに働くからでしょうね。
日記を2年間、書かせてきて、最後まで、自力では、それができなかった子がいました。 では、この自分の感じたこと・考えたことなどを どうしたら書かせることができるようになるでしょうか。 本日は、その指導の報告です。 次のようにしました。
などが言えたら、赤カードを貼ってあげるのです。 すると、子どもは、赤カードが欲しいので、 自分の気持ち・考え・意見などを入れて話します。
このことを、何度か繰り返すうちに 気持ち・考え・意見などが スムーズに言えるようになるのです。
そこから、今度は、<書く>の指導に入っていけばいいのですね。 続きます。 *この作文指導は、前回とつなげてお読みください。 そうすると、カード導入の趣旨がお分かりになって戴けます。
* 作文指導は、書き言葉の心理学的本性(ヴィゴツキー)にあるように、話すと書くは、 根本的に違い、話せるから、書けるのは、当然と見ないで、話すから書くへの移行の指導が必要なのではないでしょうか。
**** このことは、下記の本でも書いています。 * 『小学生の作文教育』(明治図書)1・2・3・/4・5・6年・小林喜三男・田村利樹偏著 下記で、以前に書いたブログが紹介されました。漢字と 作文の実践です。 漢字の学習
下記の本は、僕らがまとめた漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。 基本的なことが、書いてあります。漢字指導の羅針盤のようなものです。 国字問題研究会・漢字指導法研究会 http://members.jcom.home.ne.jp/kotoba/kokuziken-index.html
こちらは、1字・1字の指導の練習帳です。僕らが、作成したものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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