2011/07/12(火)10:39
文の読解の基礎である主語と述語の指導・原発は即時停止を
前回、「主部と述部指導は、おさわってない。」とM子が言ったことを書きました。こんな重要なことが教えられてない。その指導は、どうしたら良いか、そのことを本日は書きます。以前、東京都のある小学校で、今日さんが、その指導をして、そのことをブログで書きました。それを読んでみると今日さんの反省があります。それをご紹介して、反省を記して見ます。(反省は、緑色です。)2010.03.11『授業に行ってきました・田村利樹 」[ 文法 ]
授業は、<難しい文の読解の仕方>でした。そのことについて、ご一緒にお考えいただけますとうれしいです。よろしくお願いいたします。 応援の ポチしてくださるとうれしいです。 人気blogランキングへ 下は、その指導の計画の最初の部分です。子どもたちは、中学に行くと、難しい勉強が、社会・理科・体育・・・・国語・・・・などの教科書に出てくることは、予想していました。それを、乗り越えるのは、読解の力であることも、分かっていました。 さて、その読解力をどうつけるか、その計画を今日さんは次のように組みました。
難しい文の読解は主語と述語を決めることだと指導したました。そこで、主語と述語の学習をしました。 下の文では何が重大なことになっているのか、考えました。
誰が食べたのかが問題になっていることは、多くの子どもが、理解できました。 この誰がが、主語ということも理解していました。食べたを述語ということも理解していました。 この<理解していました>は、今日さんの認識が甘かったようです。ここで、「なぜ、主語と言うのか」「なぜ述語と言うのか」について話し合いをさせるべきでした。そうすると、主語・述語の意味がイメージ化されると思うからです。この主語と述語の意味とそのイメージ化、これは、この学習のポイントだと思います。みなさんは、どう思われますか。 * まず、難しい文の読解では、この主語と述語の確定が、ミソなのですよね。読解に文法の学習なんか、必要がないという人もいます。その理由は、文法の学習をしなくても、読解はできているから・・・。それは、本当でしょうか。このことについては、このシリーズのどこかで、書きますがね。主語と述語を意識しなくても話はできるし、聴いて理解もできるのますね。先日、3歳になる孫のTが来ました。主語と述語を入れた話をどんどんします。こちらが話したこともよく分かります。これは、主語と述語を話す・聴く中で話し分け・聞き分けているからですね。 人は、皆こうい状態ですが、難しい文の読解になると引っかかる人が多くなりますね。これは、どうしてでしょうか。続きます。それから、下のマークをクリックして応援して、下さると有り難いです。
人気blogランキングへ 漢字の学習 主述の関係とテーマ性 下記の本は、僕らがまとめた漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。 基本的なことが、書いてあります。漢字指導の羅針盤のようなものです。 それをもとにした実践は、本書に書かれているより、かなり進んでいますが・・・・・・。国字問題研究会・漢字指導法研究会 http://members.jcom.home.ne.jp/kotoba/kokuziken-index.html こちらは、1字・1字の指導の練習帳です。僕らが、作成したものです。