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カテゴリ:誰もが書ける作文教育(文ちゃん人形)
東京都・M小5・6年生【漢字と文法を楽しく学び、読解力をつけよう】 2011 9 17(土)(漢字)、 24(土)(文法)9;00~9:45、10:00~10:45 田村 利樹 の予定で授業をしています。そのご報告です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
授業のテーマ・・・読解力を高めるための漢字と文法の授業
B 文法の学習・・・9・24(土)
この学習を計画したわけ
文章の読解では、文法の知識を身につけておくことが重要です。その文法の知識の中心になることは、主語・述語・修飾語です。
<長女の私は、小さい弟を母にかわってせわをします。>
という文があります。 この文の主語は、私は、 述語は、せわをします。 長女の・小さい・弟を・母に・かわっては修飾語です。
この文の骨格は、「私は、せわをします。」であるという認識が、まず、大切です。
このことをはっきりさせて、あとは修飾語であるということを頭におき、 文の読解をすることが大事なのです。
その修飾語の指導ですが、下記のような所から入ります。 この修飾語を子供は、幼児の時から次のように使っています。 やさしいお父さん わたしのてぶくろ ちっちゃなワンワン もっとちょうだい あまいジュース
これらを、無意識に使っているのですね。
赤い色で書いた言葉が修飾語なのですが、 この修飾語と修飾される語に分離することは、子どもにとっては、結構難しいのです。 では、どのようにして、分離していくかです。 先ず、赤い文字で書かれた言葉は、くわしくしている言葉 と教え、「これを修飾語というのだよ。」というふうに導いていきます。
この主語・述語・修飾語の学習では、文ちゃん人形を使うとそれが理解を助けるようです。 この文ちゃん人形は武部優子(前・啓明学園初等学校長)先生が考案したものです。 非常に複雑な文章の読解にあたっては、この主語・述語・修飾語の知識があると、それをたよりに読解ができます。 普段、僕らは主語・述語・修飾語を意識しないで、 ・文章を書いたり ・読んだり ・聴いたりしています。 でも、その中には、主語・述語・修飾語が使われているのです。
この主語・述語・修飾語を意識して、それを、知識にしておくと、難しい文に出会ったとき、その読解に役に立つのです。
以上の内容を、24日(土9のの文法の学習の授業で展開してみたいと考えています。 下記のマークをクリックして戴けますとうれしいです。
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