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カテゴリ:本・雑誌
深尾くれない 宇江佐真理の時代物長編小説 ノンフィクション物です 鳥取藩剣術指南役「深尾角馬」の物語 前半は妻、後半は娘の目を通して語られます タイトルの「深尾くれない」は 綺麗な牡丹を咲かせていた「角馬」独自の花の名前です 正直言って あまり内容的には面白くありません でもラストに感動があります 不器用な愛と弟子たちに対する思い等 侍として周りの者を超越した意識の高い人物だったのでしょう だから周りと打ち解けられない 理解されないという悲しい宿命だったのでは… 途中のつまらない内容も エンディングの素晴らしさ清々しさに 救われたような感があります とにかく最後まで投げ出さないで 読んで欲しい本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.13 23:43:13
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