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テーマ:暮らしを楽しむ(384901)
カテゴリ:ミニマル ワードローブ
傘は 雨具か。 ファッション小物か。
今日から始まりました、すずひの「〇〇はその人そのもの」シリーズです。 今日から始まったシリーズなのに なぜ 「その3」 なのか。 ずっと前の過去記事の中でお話しさせていただいたことのある「その1」「その2」を すずひの読者さまなら・・・ きっと。 きっと覚えていて下さる、と そう思ったからです。 その1は、「バッグの中身」でしたね。→ ★ バッグの中身は暮らしの縮図だ、と。 ひいては その人の頭の中そのものである、と。 その2は そう。「部屋」「収納」でした。→ ★ 家の中。特に収納の中こそ その人自身、そのご家族の本性そのものだ、という話。 で。 今日は、「その3」です。 気づいたのです。 これも、ほんと よくよく観察してみたら、そうじゃないか! と。 それは・・・「傘」です。 傘も また まさに・・・ 「その人そのもの」。 ![]() 自分自身に対する思いと 「傘」に対する思いって 多分、どっかで 繋がっている。 毎日使うバッグや靴や財布ではない。 雨の日にしか使わない。 ほとんど車移動なら、1年中要らない人もいるのかもしれない。 どうでもいい傘を持っていたとしても、「あ、この人は今日たまたま傘を忘れちゃって、コンビニかどっかでビニール傘を買ったんだな。」と思ってもらえる可能性もあるから、 傘なんて。 そんな大したものも買う必要ない。 なんだっていい。 それこそ ビニール傘で十分だ。 ケチって十分だ。 そこのあたりが・・・なんて言ったらいいんだろう。 傘に対する思いや扱い方、価値の捉え方って・・・自分自身に対するそれと似ている気がする事に気づきました。 部屋の整い方がそうなように。 整理されたバッグの中身がそうなように。 ![]() つまり、例えば。 自分のことを日ごろ疎かにしていたり それどころじゃなかったり、 いいの買って盗まれたらアホらしいじゃん!という起こってもいない事に対する被害意識ばっかり強かったり、「自分なんてどうだっていい」という気持ちでいると・・・ 「傘なんて、どうだっていい」ってなる。 わたしが 実は・・・ 長いこと、そうだった。 安いの買って置き忘れたり 失くしたり しょっちゅう盗まれてイライラしてばかりいた頃。 傘なんて、ほんとどうでも良かった。 自分のことも、どこか そんな気持ちだった。 「わたしなんて、その程度の人間だから」と。 ビニール傘がふさわしい、と。 反対に。 街で見かける素敵な人や、ご自分やご自分の人生を大切にしている雰囲気のある人って、 ちゃんと「いい傘」を 持っている。 雨の日に、素敵なそれを さしている。 この間 何日か雨が続いた日に、街ゆく人をぼんやり眺めていて・・・そう 気づいたのです。 意地悪な偏見の目線なのでは決してはなく・・・本当に 純粋に そう思ったのです。 素敵な人はみな、素敵な傘を さしている。 どうでもいい格好をした人は、見るからにどうでも良さそうな傘をさしているし、 なんと 傘を持ってすら、さしてすらいない。(小雨とはいえ しっかり降っているのだが!) ネイビー×生成りのボーダーカットソーにオフホワイトのワイドパンツ、という がちマリンな装いなのに、傘はなぜかエレガントでゴージャスなピンクの大輪のお花柄、とか。 (こうなると いっそ透明のビニール傘の方が良いような気がしてくる) 素敵なママに注目しておりますと・・・並んで歩くお子さんもまた、もれなく可愛く素敵だった。 とても可愛い傘やレインブーツを揃えてもらった幼な子は・・・水たまりの中を、とっても嬉しそうに歩いていた。 ![]() 確かに。 雨具なのには 違いない。 でも、なんだろう。 傘って、やっぱり「服飾小物」、おしゃれの一部だと思うのです。 傘は、立派な「ファッション小物」だ。 その日の服にあっていない傘をさすのは、わたしにとっては、ものすごく気持ちの悪いこと。 「変な靴」「変なバッグ」よりも、もしかするとツラいかもしれない。だって面積がでかい(笑) ほとんどすべて無地ばかりのわたしのワードローブに・・・ ぱっと華を添えてくれる、雨の日の装いにインパクトを与えてくれる 貴重な、貴重な「柄物」。 ![]() ↓ 折りたたみも可愛いですね。 長傘は、楽天では見つけられなかった・・・ 盗まれるのが嫌だ! という あの胸騒ぎや 根強い心配も、 この傘1本だけを持つようになってからの方が なぜか気にならなくなりました。 不思議ですよね。 安いの4本も5本も持ってて、平気でどっかに置き忘れたりしていた頃の方が、 盗まれてなるものか!!!って めっちゃ思ってた。 晴れの予報なのに降ってきた日なんかは・・・道ゆくみんなが「傘盗っ人」に見えてさ(笑) 盗まれたら盗まれた時ですし・・・って、今は思う。 そりゃあ嫌ですけれど、こればっかりは仕方ない。盗っ人側の問題&運、でしかないですから。 てか、このくらいはっきりした柄ものですと、逆になかなか盗まれにくいのですよ(笑) これもすずひの ちょっとした発見です。 傘の場合、盗っ人も・・・ どうでもいい風のものの方が、なんとなく盗みやすいんでしょう。 無難な無地とか、真っ黒とか、 それこそ「ビニール傘」の方が・・・もしかすると よっぽど盗まれやすいんじゃないのかな? ![]() わたしは今年の夏は、これを日傘にも活用してました。この傘は、もう持って5年目になります。 ちょっと心に余裕があったり、自分を大切にしている雰囲気のある人は、その人によく合った、 「その人にふさわしい傘」を さしてるなー、って 気づいた。 気付いちゃった。 ご自分のその日の装いに合った 「お気に入りの傘」を、それぞれに、さしている。 浜ちゃんが司会の「格付けランキング」の、あの人気テレビ番組。 そのランクにふさわしい 椅子とか、スリッパとか、おやつに 上がったり、下がったりする。 お高いヴァイオリンの音色や 巨匠の盆栽や 高級フグのお味を当てられないと・・・ レザーの肘付き椅子からスチールの丸椅子に。ふかふかのスリッパからビニールスリッパに 「格下げ」となる、 あゝ なんたる無情。 なんか 「傘」も ちょっと、それと通ずる感じがする。 しかも、自分で自分を「格付け」しちゃってる・・・ そんな感じ。 バッグや腕時計は もう それこそ上を見たらキリがないです。 でも、傘って、そこまでじゃない。 そりゃあすごい傘もこの世にはもちろんあるのでしょうけれど、ちょっとだけいい傘は、 10000〜20000円くらい出せば、充分に手に入る。流行もない。とても長く使える。 雨の日限定のお楽しみのために。 傘のために。 いいえ、「自分自身」のために その金額を 費やせるか、費やせないか。 ![]() テイストが統一された少数精鋭のワードローブなら・・・ 傘との相性も ミニマルに決まる。 ※ 少ない服系ミニマリスト。少数精鋭服の最新一覧はこちらです → ★ 傘って、だから。 何本も 要らない。 この傘1本で・・・ わたしのすべてのコーディネイトに ちゃんと ぴったりと 合う。 ![]() 細かいストライプのブラウスなら・・・この通り、柄同士がケンカになることもありません。 どの季節の どの格好の日に雨が降っても「服と傘」が ちぐはぐにならないことの 安心。 傘は、単なる「雨具」にあらず。 どうか「ご自分にふさわしいのも」を持ってほしい。 わたしも そうありたい。 傘は 雨の日限定の「その人そのもの」なのかもしれないな、って・・・ そう 思うのです。 おわり 翌日の日差しにベランダで干す作業も・・・お気に入りなら なんとなく嬉しいよ ( ´▽`) ♪ ![]() にほんブログ村 同じ10000円を、より有効に使うなら。 一瞬しか着られない秋の服よりも、1年中使えるお気に入りの「傘」に費やすのってどうかな? その人そのものシリーズ。またの機会をお楽しみに! ぽちっと、いつも、本当に ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.10.14 22:28:32
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