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テーマ:暮らしを楽しむ(388468)
カテゴリ:ミニマルに暮らす
他人に左右されない、自分の「芯」を持っている人って、とても素敵です。
けれど、きっと、どなたさまも初めからそうだったのではなく、 誰かを目標にしたり、目指したり、時に模倣したりしながら「影響を受ける」時期を超えて、 ある段階から「独り立ち」するのでありましょう。 「ある友人は僕には影響力があると言うが、 影響を受けないことが、影響力。 か。 誰からも影響を受けないところまで強くなったときに初めて、誰かに「影響」を与えることができるのかもしれません。 本当に、そうだと思う。 影響されっぱなしの人に会うことがありますが、見ていると、大丈夫かな、と心配になります。 本当に好きなことがわからない。 本当に好きな服や似合う服がわからない。 本当は何がやりたいのかも、わからない。 自分のしていることに自信を持てない。 わからない わからない わからない。 しんんどくて、不安だろううな、と。 あ、これ まんま 物を捨てる前のわたしのことだわ Σ(゚д゚lll) !!!! シャツ(C)+スカート(E)+ニット(F) ちょっとだけ、「白」を加えます。 挟みます。 この「白」がないと・・・ 街で、雑誌で、ネットで。 服や靴、食器やインテリアばかり見ていたころは、受け取る情報量があまりにも多すぎて、 わたしの中に もともとちゃんとあったはずの「選ぶ」という機能は、 日に日に失われ、衰えてゆくばかりでした。 どんどん自力で選べなくなって、物欲がコントロールできなくなって、判断力もおかしくなって。 ネットでお買い物しようとしただけで、ぐったり疲れてしまいました、ということってありませんか? ああ、もう何が何だかわからなくなってきた!何が欲しいのかわからん!! みたいな、ね。 ものすごく買っていた頃。 買うことをやめ、捨てに狂った頃。 これは どちらも たいそう「偏った状態」で。 偏らない、自然な「中間」であることの、簡単なようで 難しいことったら。 強い時もある。 弱い時もある。 やはり「中間」がいい。 やりすぎることもある。 やり足らなさ過ぎることもある。 だったら「中間」がいい。 捨て過ぎる時期もあった。 捨てなさ過ぎる時期もあった。 振り返れば、中間が・・・ 今が、 いちばん、 いい。 スカート(E) + ニット(F) のみ。 ミニマルに偏り過ぎた、ただただつまらない格好になります。 シンプルが過ぎる。 アリストテレスも、パスカルも、お釈迦さまも、孔子も、そのまた お弟子も、 みんなみんな、様々なご経験や研究や、人生の果てに、 最後に、どの偉人さまも、その手の「中間推し」のお言葉を、残されておられるらしい。 人間の行為や感情を最も良い状態に保つのは「中間であること」が大切、とか。 心と肉体、すべての健康において「中間」であることこそが最善なのですよ、とか。 中間 すなわち「偏らないこと」は、ずばりそのまま「執着しないこと」になりうるのですよ、とか。 中間であろうとして それを意識して頑張りすぎたり、逆に力を出し惜しみするのではなく、 「自然の流れの中で、ほどほどの中間であることが、最善で、美徳なのです。」と。 それが結局は いちばん「幸せ」なのですよ、と。 悟るということは、こういうことなのかもしれない。 ぬるい話でしょうか。いいえ、この歳になってみますと、なかなかじんわりと染み入る話です。 中間でいいよ、普通でいいよ、とは。 先生も、親も、あまり言ってはくれないものです。 中間であることを「平凡」とか「凡庸」とか そんな風に感じるからなのかもしれません。 中間って、ふつうって、とても素晴らしいよ。 世間には、それを容赦しないような風潮があるのは、なぜなんだろう。 コート(K)。黒が大好きですが、全身真っ黒では、いくら好きでもちょっと偏りが過ぎますね。 ※ 2019・最新の少数精鋭ワードローブの一覧はこちらです → ★ ************************************* すごく太ってしまっている芸能人チームと、すごく痩せている芸能人チームのバトル、 「論争」みたいなものを、たまたまテレビで目にしたことがあるのですが、 すごい罵倒し合うんですよね、お互いの体型を。 「デブは絶対に嫌だ!!」 「いいやガリガリよりはマシだ!!」 と。 互いに真剣で、すごい敵意と剣幕で、 それぞれの名誉と威厳をかけた熱い言い分は、確かに真っ当なところもあるのだけれど・・・ 「普通体型」という存在の概念が、両者揃って、抜け落ちている。 両者とも、「中間」を、忘れてる。 コート(K)+スカート(D)で、ほんのちょっと「白黒」を覗かせましょう。 白でも黒でもない「ボーダー柄」って・・・そう思うと、究極の「中間」だね! 平和! ↓「スタッズ」の黒×シルバーは、ボーダーと同じようなアクセントになりますね ( ´▽`) ************************************** ものすごく食べ物にこだわった暮らしをしている方の中には、 ジャンクフードばかり食べている人や、家族や子供に与えている人のことをひどく侮蔑したり、 目の敵にする方もいらっしゃるけれど、 「ふつうの食生活」というのも、ある。 というか、それが多分、世の中にほとんどなはず。 自然食や添加物云々には無頓着であっても、とてもお元気で長生きをなさる方もたくさんある。 気にしすぎず、気にしなさ過ぎず、の、ちょうどいい「中間」の。 その方の暮らしに、体に合った、「ほどほどの食事」を、きっと なさったんだと思う。 それって、幸せだな。 ほどほどって、最高だな。 おとーさんとのランチの帰り道。 見上げた青空と、金木犀。 なんていい香りなんだろう。 いつだったかな。 もっとああなれ、こうなれ、もっとここを伸ばせ!って 懇談会で、担任の先生から言われて、 帰り道に。 「そのままでいいと、お母さんは、思うよ」 ( ´▽`) 「先生はああ仰ったけれど、あなたは、そのままで、とても素晴らしいと、お母さんは、思う」 と 言えたことがある。 並んで歩く、身長を追い越された お子に。 そのままでいい。 思わずこぼれたこの言葉は。 もしかすると、これは、わたしが。 いちばんわたしが。 誰かから言ってもらいたかった言葉、だったのかもしれないな。 おわり 今日も読みにいらしてくださって、ありがとう。 にほんブログ村 いつも「よんだよ」の合図を、ありがとう。 読者さまのお気持ちが、とても、うれしいです。 「令和元年台風19号被害支援募金」 「楽天クラッチ募金」はこちらです。被災された方々に1日も早く届いて欲しいです。 → ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.10.17 20:40:04
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