609189 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

新潟県武術連盟ホームページ

新潟県武術連盟ホームページ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

林沖

林沖

Favorite Blog

●研究美術●ミマキン… mimakingさん
いろどり広場 bon直人さん

Comments

石月賢一@ Re:また関係ない話ですが(05/14) S君、情報ありがとう。 今度行ってみます…
石月賢一@ Re:また関係無い話ですが。(05/14) S君、情報ありがとう。確かに接骨院のライ…
S君            .@ また関係ない話ですが 私は関係者ではないのですが中古タイヤで…
S君            .@ 訂正。 「たみの野田医院県央」ではなく「いたみ…
S君            .@ また関係無い話ですが。 三条市にこのような病院ができました。 医…
2017.05.07
XML
カテゴリ:西忍寺道場
今日の柿崎のお天気は晴れ。
少し風があって、黄砂で煙ったような景色でした。
この時期に黄砂なんてめづらしい。

今日のメンバーは3人。
N師範、O大師兄、私でした。

最初は太極拳。
套路を60勢まで行いました。

次は棒術。
地道に基本の型をじっくりと行いました。
次は半棒術。
Oさんは、いままでスムーズに技をかけることができていましたが、
なかなかできなくなりました。
これは稽古が進むと出てくることです。
いままで偶然にできていたことが、ある時、できなくなる。
なんでできていたのかが、理論的にわかっていないので、再現性が
ありません。
じつは、私も最近、Oさんに技がかからなくなり、いろいろ試行錯誤
した結果、理論的にも説明できるようになり、そこからOさんにも技
がかかるようになりました。
Oさんにも、この壁を克服してもらいたいと思います。

次は剣対半棒術。
これは素手に対する半棒術のレベルがあがると、剣を相手にすると簡単
にできるようになります。

次は対錬。
最初は混合対錬。
これは、ほとんど受けだけで相手の態勢を崩し、身動きできなくすることが
できるようになってきました。

次は琵琶勢。
これもすでに確実な方法が確立してきたので、うまくかかるようになりました。
Oさんは、少し出来にムラがありますが、だんだんできるようになっていくで
しょう。

次は攬雀尾。
これも相手がどんなに踏ん張っても、技がかかるようになりました。

次は左右搬欄。
これも、いろいろ研究した結果、相手がどんなふうに防いでも、技が
かかるようになりました。

次は提手上勢。
これもみなさん、上手くできるようになりました。
そこで、散打を交えて行いました。

次は、抱虎帰山。
これは、相手を上方に崩すことができれば、いとも簡単に・・・・というか
触るだけで相手は倒れます。
しかし、この上方に崩すことが難しく、N師範も、Oさんも苦労していました。
しかし、段々できるようになりました。

次は合気。
合気上げから合気下げを稽古しました。
なかなか上手くできずに苦労しましたが、N師範の理論で、うまくできるように
なりました。
合気上げで相手の肘をロックさせ、つま先立ちにさせることはできるようになり
ましたが、そのうえ、相手の首をのけぞらせるようにしたかったのですが、そこ
まではできませんでした。
今後の課題です。

ここで、N師範は用事のため、稽古を切り上げました。

次は、私とOさんで、実戦的な稽古をしました。

喧嘩のプロから言わせると、武術をやっている人間は、何もやってない人間よりも
扱いやすいということを聞いたことがあります。

武術をやっている人は、相手に技をかけようとするので、相手の動きを待つ。
相手は、直線の突きでくるとは限らず、蹴りでくるかも、掴んでくるかも、どんな
方法で攻撃してくるかはわからない。
ナイフを隠し持っているかもしれない。

そんな相手に型どおりのお決まりの攻撃を期待していると、簡単の予測を裏切られ
、何十年と磨いてきた技も使うことができずにめった打ちにされるでしょう。

だから武術家なんて弱い・・・・と言われるのです。

それでは、どうすれば、予測できない相手の攻撃に対処するのか?

その答えは、一瞬で相手の動きを封じて、相手に何もさせないまま押さえこむ
こと。
そのためには、相手の攻撃を待つのではなく、相手の攻撃と同時に自分も踏み込んで、
腕、型、首などに当身、ひるんだところを投げる。
あるいは関節技をかける。
そのまま固め技で押さえ付けて、相手の自由を完全に奪う。

これは、もともと柔術のセオリーであり、門外漢に「武術なんて弱い!」なんて言われる
筋合いはないのです。

ただ、現代の伝統武術の継承者たちは、こういった稽古をしてこなかったのではないか?

そんな風に考えています。

・・・・なので、このへんの稽古をOさん相手にみっちりと行いました。

予想通り、めちゃくちゃに殴りあう稽古になってしまいましたが、これに懲りずに
これからも研究していきたいと思います。


今日の稽古は、これで終わりです。
Oさんも私もへとへとになりました。

お疲れ様でした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.05.07 17:41:53
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.