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カテゴリ:看護学生生活
家人です。

金曜日は午前の授業がなくて,午後は2限続きで成人看護学。
きょうは3人グループで看護の演習。
OAさんとTAさんと家人がグループ。


誰とグループになるかは先生に決められていて
グループ内で患者役,ナース役,記録役を決める。

寝ている患者より動かなくてはならない看護師役のほうが
ずっと大変。でも,その分印象に残って身につくことも
多いのではないか。
じゃんけんで役を決めたグループもあったが,
家人らのグループは家人の提案で家人が患者。


家人は万が一国試に合格してもすぐに定年が。
そもそも雇ってくれるところがあるかどうか。
臨床経験積んでからやりたいと思っていることがあるが
積まずにやるかも。

そんな家人が看護師役をやるよりも
バリバリの看護師になって長く地域のためになってくれる
二人に看護師をやってもらうほうが世の中のためになる。



事例の設定:
患者は肺がんである。昨日手術をして右上葉を切除した。
早期離床は合併症を減らし,病気の予後をよくし,
患者のQOLを高める。
そのため,手術翌日からベッドに起き上がって
歩く練習をしなくてはならない。

こういう患者に対してどういう看護をしたらいいか
前もって各グループごとに話し合ってある。
参考書によると,ベッドに端座位した後,立ち上がったら
すぐには歩かせないで足踏みをしてもらう。
などなど。



患者準備:
患者役は体操着や水着に着替える。
その後先生からスパゲッティ状態にしてもらった。

背中に大きな傷ができ,その上を絆創膏で留めてある。
胸腔ドレーン(チェストドレーンバック装着),ラクテック(細胞外液補充液)を点滴投与中。硬膜外麻酔のカテーテル,EKG電極3か所の管,酸素カニューレをつけ,T字帯をし,締め付け度が場所によって違うソックスをはき
病衣を着て横たわる。


いよいよ演習開始。
看護師と記録役が来た。

絵や写真ではきょうの患者の姿は見ていたが,
実際目の前にしたら「わっ!」と一瞬パニック。

気を取り直して挨拶。その後,
「まず起き上がれるようにしましょうね」ということで
フィジカルアセスメント。熱はないか体温計を入れる,
呼吸はどうか,脈拍はどうか。
血圧を測りましょうと血圧計を取りに行って戻ってくる。

ベッドは両脇とも危険防止の柵がある。
右側にはたくさんの管がある。柵を通っているものも
あり,右腕でなく左腕で血圧をと,
左側に来て腕をまくってみたら点滴をしている。

点滴吊り下げポールがあるのだから見えるはずだが
見れども見えず。

やっぱり右側でと右側に戻り腕に圧迫帯を巻く。
「体温計を出してくださいますか」と言われ,
出そうとするが圧迫帯が巻かれているので腕が曲がらず,
左脇の下の体温計には届かなくて取りだせない。
圧迫帯をはずしてくれる。

再び圧迫帯をして血圧測定。
途中,圧迫帯を締めたまま,看護師と記録係が相談に入る。
「看護師さん,腕がきついんですけど」


患者役に前もって渡されたシナリオでは
寝汗もかいたし寒いので着替えをしてほしいと
言うことになっている。

パジャマと浴衣があったようだが,
看護師さんが着せやすいからということで
浴衣に着替えさせてくれることに。

左の柵は先ほど血圧を測ろうとした時点ではずしてあって
戻してない。これは危険。
「看護師さん,左側から落っこちそう」と言って
柵を戻してもらう。

これだけ管がついているとどのようにしていいのか迷う。
1年生のときの実技試験に病衣交換があったが,そのときには
こんなに管はついていなかった。
患者役としてはスイスイ横臥位を取ったらまずいし,
でも協力しないと着せ替えられないし。

というわけで,大いに悩んだ1時間だった。
家人が看護師役だったらもっと焦ってうろうろしていたと思う。
どうするだろうと思うことばかり。


グループできょうの経験をまとめてレポートにして
提出しなくてはならない。
今日中にはできそうになくて,
月曜日にやりましょうということになっている。


OAさん,TAさん,お疲れ様でした。
優しい言葉と一生懸命さが十分伝わってきました。
患者にも,もし自分が看護師だったら
どうするのがベストなのかわからないことばかり。
プチプチナースの私たち,まだまだだね。

頑張ってもっと勉強しようね。










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最終更新日  2009.12.21 23:42:58
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