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カテゴリ:子供のこと
土曜日(11日)の日記で紹介させていただいた
現在恵泉女学園大学で教授をされている大日向雅美先生の著書 母性愛神話とのたたかい(他2冊)つながりで 母性について 私が普段考えていることを書いてみました ********************************************** 【母性】とは 女性のもつ母親としての性質 母親として 自分の子を守り育てようとする本能的特質を指し 一般的に母親だけが有すると思われている しかし この「母性」という理想的な母親の象徴のような言葉に対し疑念を抱かざるを得ない虐待等のニュースがここ何年かで急激に増えている 虐待の動機についても「泣きやまなかった」「子供が言うことを聞かなかった」などのように 些細なことが引き金となっているケースが多いように感じる 女性の子育てに対する悩みは多種多様であり 妊娠中はもちろんのこと 出産後も後を絶たずに沸いて出てくる 先に挙げた「泣きやまなない」「子供が言うことを聞かない」などの悩みも 個別に見ると大した悩みではないが 何重にも重なればそれは大きな悩みとなる 溜まりに溜まった小さな悩みが大きなストレスとなり 爆発し 我が子を殺してしまう例も多数見られる そこで一つ思い起こして欲しい 「母性」は「本能的特質」であるといわれていることを もし 母性が「本能的」特質であるとするなら 妊娠・育児に対してこのような苦痛を感じることは無いだろうし ましてや子殺しが起こる事などあり得ないはずである では何故自分の子供を守り育てようとすることを苦痛に感じるのか それは 母性が本能的に備わっている特質などではないから ということに他ならない 近年では男性の育児参加も見られるようになり 子育てを楽しもうとする男性も増加傾向にある 従来母親の役割であるとされていた 食事(授乳・離乳食)の世話や入浴・おむつ交換・本の読み聞かせなどの 子供とのふれあいの時間を積極的につくり 自ら率先して育児をしようとするその姿勢・意識は 母親のもつ子供に対する愛情となんら変わりはなく それは母性そのものと言えるだろう 以上のことから 母性とは 子育てにおいて経験する多くの事柄と それに伴う忍耐によって作り出される 一つの能力であり 男性であること・未婚・既婚に関わらず子供との関わり方や接する時間次第では 誰もが身につけることが出来る能力であると言え 母親だけがもつ特殊な能力ではないと私は考えるのである **************************************** まとめたという割りには 納得いかない文章; 言いたいことを素直に伝える+うまい文体でね♪ というのは なかなか難しいです さらっと素敵な文章が書ける人になりたいなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.14 11:12:13
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