柳沢発言に続いて 今度は菅発言か
近所のおっさんが暴言を吐くのと政治家が公の場で失言するのとは同じ事のように見えて しかし全く次元が違う問題になってしまうというのに まだわからんのだろうか
何度も言うが 女は子を産む道具ではない
こと 出産や育児については なるべくなら数字や生産性で測って欲しくないデリケートな問題であるというのに
彼らは何故に気持ちを逆なでするようなああいった発言をやめないのか?
私が思うに
彼らは 妊娠中の妻に そして子供が生まれてからの育児に 正面から接してこなかったのだと思う
だからこそ 「機械」などという言葉が言えるのだろうと思う
妊娠
産婦人科に行って全く知らない人間に大股開くのが どれだけ恥ずかしいか 考えたことはあるだろうか?
妊娠初期の悪阻(つわり) ひどいもんだ 二日酔いがずっと続いている感じ
安定期に入るまでの不安感
胎動が少ないことで悩んだり
後期には一気にお腹が大きくなるため 歩くのはもちろん 立っていることも辛いことがある
出産は何度経験しても不安 通常のお産でも 死亡する例(母も子も)もある
帝王切開ならなおさら心配
子供が産まれても 母乳やミルクのことで悩み
1ヶ月検診という「親テスト」にパスできるか密かに心配したり(4ヶ月 1歳半 3歳 と続く)
幼稚園 保育時間の問題・お受験
小学校 学童問題・中学受験
中学校 高校受験
高校 大学受験
大学 就活 ・院
就職
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と 一人の子供を育てるだけでも 以後延々と子供のことで悩み続けるのである
もちろん喜びも数多く得ることが出来るが 苦しみの部分が喜びと相殺できるとは限らない
それに 育児は死ぬまで終わらないのだ
親たちはこうして沢山の喜びと苦しみを感じ乗り越えながら子供を育ててゆくのである
妊娠・出産・育児に対して積極的に知り 参加できることに関してはしっかりと参加していれば
子を産み育てるという行為を いとも簡単に数字に変換すると言うことが どれだけ気持ちをいらだたせるかきっとわかるはずである
子供は簡単には産まれてこないし 育てることも出来ない
それをわかっている人間に 少子化対策をやってもらいたいと願う
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ばぶーが泣きやまないので この辺で・・
尻切れトンボで失礼!