熱帯香粧館

手篤い看護の甲斐あって、すくすくと健やかに育っている仔犬。
もうすっかりなついて元気になりました。
姐やん、いつでもホノルルズーで働けそうです。
赤ちゃん虎だって、赤ちゃん白熊だって、授乳の世話くらい平気のへっちゃらの助だわよ。

なのに今日。
またしても子２が。
グレーのアメリカンショートヘアっぽい、生後二ヵ月半くらいの子猫ちゃんを
「マミィ、このキツン見つけた」
と、面目無さそうに、連れて帰ってきたのには、さすがに絶句しましたね。
子２～～～～～～～～～～～っ！？

ほんとにね。
御幼少の砌のこの母と、行動がまったく同じデス。（苦笑）
「マミィ、馬も飼っていいよね？」
とか、平気で言っている。
………
姐やん子供の頃、東京の叔父に、「おじちゃん、お土産にお馬買ってきてくだしゃい」って、マジで手紙出したことあるんです。
日本の身内のあいだでは、すでに伝説化している逸話よ。

子猫の件は、むろん相方が却下を言い渡しました。
だもんで密やかに、ストーリッジハウスの裏に隠れて、こっそり可愛がっている、この母と子２のおこないを、どうか皆さん、相方にはナイショにしていてくださいね。
このままじゃ、ほんとに姐ゴロウ王国になっちゃうよ。
まずいなまずいなどうしよぉ～。（笑）

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育児に手がかかるので、ここはど～んと
胚芽米ごはんを塗りのお重に詰めまして、葱胡麻いっぱい鶏そぼろと、にんじん炒り卵と、ほうれん草の干し海老炒めと、塩鮭なんかもほぐして、四色弁当にしてみたね。
お腹がすいたら、各自自由に食べなさい。
こういうのが、育ち盛りにはたいへん喜ばれます。
あとはアンジュペアの白ワインゼリー。

獣医さんにもいかなくちゃ。
ペットディスカウントにて、お犬様用品いろいろ購入。
ああ＄に、白い羽がついて飛んでいく。
犬のしつけ講座への、参加予約もとりました。
結局なんだかんだいって、いたいけなものに超ヨワい相方。
「How about　ジャズミン？How about　フィービー？」
とかいって、仔犬の命名に誰よりも真剣よ。（笑）
「花嫁でいいのよ。花子でいいのよ。お花はんでいいのよ～」
寄り切って、多少の譲歩をした結果、赤ちゃんの名前は、Hannahということに落ちついちゃったわね。
オハナスピリットのハナ。
野に咲く花のハナ。
ダリルハンナのハナ。
姐やんとこは今、「生類憐れみの令」が敢行されている。
困ったもんだといいながら、ついつい笑顔が緩んじゃう～。