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熱帯香粧館

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2006.03.24
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カテゴリ:カテゴリ未分類
子等のお手製弁当をつつきながら、一日をゆっくり過ごす。
真夜中にふと、グロッサリーショッピングついでに、ローカルダイナーにも寄って、コーヒーとサンドイッチで相方とお喋りに興じてみたりする。

翌日。
曇天の晴れ間をついて、愛車を、足回り点検ついでに、タイヤの補修に持っていく。
胚芽米ごはんだけ炊いて、スピニッチサラダ、ロティサリーチキンはコスコーからピックアップの簡単ディナー。
辛口の白ワインが美味しい。
日本のお菓子、懐かしのカプリコもコスコーからのもの。
子等が、大量に一気喰いしないように訓戒を与える。

翌日。
三昼夜ほどかかって、手まめにフォンドボーから仕込んだ、相方のお手製ビーフシチュウ。
赤ワインとともに、ありがたくいただく。

ここ数日姐やんは、ずっと子猫育児にかかりきりでした。
てのひらの中で暖めるように、大事に慈しんでいたのです。
三時間おきの授乳も、けっして苦にはならなくて。
もうすぐ瞳は開くかしら?
へその緒はいつ取れるのかしら?
人の手の温もりにも馴れてきて、両手で包み込むと、すやすやと眠るのが可愛くて。

そうやって、てのひらの中で穏やかに眠りながら、ふうっと静かに、儚い命が消えました。
人のてのひらの温もりが子猫に伝わって、小さな体は、最後の最後まで温かかったです。
そっと両手で包んでいたから、小さな生き物の感触は、いつまでも私の手にしっかり残っていて、なんだか姐やんは、身の置きどころなくせつない。
横になって休もうと思っても、どうにもこうにもいたたまれなくて、力なんかも出てこない。
ついさっきまで、確かに生きて一緒にいたのに。
小さくても軽くても、何より温かくて重かった。

雨の中の小さな小さなお弔い。
子ちびは涙をこらえていたよ。
姐やんは、我慢できなかったけど。
子1にハグされ支えられながらも、最後まで看取った小さな体を、土に返してあげなくちゃ。
相方は、雨に濡れながら小さなお墓をつくって、あとは寡黙なまま、水道の水漏れなんかぶすっとして直してた。
べつに頼まなくても、姐やんが起きられないときは、不器用な手つきで、子猫にミルクをあげていてくれた相方。
たかが子猫と、どうか笑わないでやってね。
子供達は、命の生き死にから学んで、これからの人生に、大事なことを身につけていくだろう。
こないだ来た、犬と仲良しになった子猫が「タコス」だから、赤ちゃん猫のほうには「サルサ」って名づけたよ。
呼吸の止まる、数時間前にさ。
ベィビーサルサよ。
動物霊になろうが、小っちゃい化け猫になろうが、ずっとここにいていいからね。
想い出が薄れかけた頃に、またぞろひょっこり、可愛い顔して戻ってくりゃいいさ。
そんときは、でっかい声で「にゃあ」と言え。

ほんの数日だったけど、家族の中いっぱいに、優しい時間が流れてた。
姐やんは相変わらず、子供の頃と同じことを繰り返してばかりいる。
犬や猫や、数々の動物たちの、ほんの身近に育ったのも運命です。(苦笑)
なんたらにつける薬はないっていうけれど、どうせ姐やんにつける薬もないんだろ?
売ってないのかロングスで?
売ってくれよ頼むよひとつ。
………
さあもうこれ以上哀しまないよ。
姐やんは、明日からはまた、お気楽な文を書くのです。





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Last updated  2006.03.26 20:43:14


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鳳珠@ Re[1]:CLARINSの「Instant Smooth」(02/06) lumi6765さん >もうさっそくHP行ってみ…

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